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貴女side
貴「ああ!もう!何でよりによって入学式の日に
遅刻なんてするかなぁ!?」
チラリと時計を見れば8時10分
確か入学式は9時から始まる
だから、生徒はそれより前にそれぞれのクラスにいなきゃならない
貴「バス、間に合うかな」
私の家から歩いて10分、走って5分の場所に1つだけポツンとあるバス停がある
しかし、そのバスの本数は1時間に一、二本と、かなり少ない
このバスを見逃したら、次にくるのは1時間後
入学式に間に合わなくなる
貴「(そ、それだけは嫌だな)」
そう思いながらも見えてきたのはバス停。見た感じ、まだバスは来ていないようだ
貴「はぁ....はぁ....間に合ったぁ.....」
そう言って、走るスピードを落とし、ホッとすると
_____________ブォォォオオン
私の真横を一台のバスが通る
貴「...............。」
行き先の文字を見ると、排球学園行きの文字
貴「ハァ!?嘘!?!?そのバス待ってぇぇえ
え!」
私は一生懸命走るが、バスのスピードにはかなわず、どんどん距離ができていく
あぁ。もう無理だ。入学式は諦めるしかないのかなぁ。そう諦めようとすると、後ろからいきなり誰かに腕をつかまれる
後ろを振り向こうとするとその人は私の腕をつかんだまま走り出した
貴「!?うわぁ!」
?「やべぇ!!急げ急げ!!バスが行っちまう
ぞ!」
私の腕をつかんだまま、前を走るその人はどうやら男の人のようだ
しかも、なんだか黒尾さんのように少し髪型に特徴がある
なんだろう.......なんかミミズクみたいな感じの髪型だ。
あと、この状況で言うことではないかもしれないが、正直言うと私は運動がそんなに得意ではない
そんな私が男の人に腕をつかまれたまま走るとどうなるだろうか
貴「ちょっ、はやっ......ゴホッゲホッ....はやいって
ば!!!ゲホッ」
こうなる。
もし、今の顔を二口さんや月島さんに見られたらクッソ笑われそう
そのくらいスピードをだして、私の前を走っているこの男の人は一体誰なのだろうか
そして気になることがもう一つ。
腕が痛い。
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ちょん☆(プロフ) - 真城りるさん» そう言っていただけて嬉しいです(*´罒`*)更新頑張ります! (2016年1月23日 11時) (レス) id: 071faee119 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん☆(プロフ) - ラブライブハイキュー大好きにゃさん» ありがとうございます!!なるべく更新できるように頑張りますね! (2016年1月23日 11時) (レス) id: 071faee119 (このIDを非表示/違反報告)
真城りる(プロフ) - この作品大好きです!更新頑張ってください(*´-`) (2016年1月22日 20時) (レス) id: 0ab311c36f (このIDを非表示/違反報告)
ラブライブハイキュー大好きにゃ - すっっっっごいおもしろいです!更新頑張ってください(*´∀`*) (2016年1月9日 5時) (レス) id: 6f275aec2f (このIDを非表示/違反報告)
ちょん☆(プロフ) - 鸚哥さん» 何回もすみません....。イラストが見れませんでした....。まだイラスト残ってますか?残っていたら送っていただけたら嬉しいです! (2016年1月2日 15時) (レス) id: 071faee119 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょん☆ | 作者ホームページ:http://tyontyon
作成日時:2015年4月3日 18時