【刀剣乱舞】変わり者審神者の日常 (ページ10)

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審神者二日目ー昼ーページ10

さて､出陣数分前
私は出陣前に､もう一度装備に不備はないかを確かめていた

A｢んー､刀装は特のをそれぞれ一つずつは持たせてあるし…大丈夫かな｣

朝食後に､刀装を作りそれぞれ一人１つ特刀装を持てる個数が揃って持って貰っていた

まだ人の身を持って日が浅い分､刀剣の皆にも解らない危険がある可能性が高い
そう思ってつい防御策を模索していたが､当の本刀達は呆れ気味だった

｢おい､そろそろ時間たぞ｣
そう切国から言われて､確かにもう出陣予定の時間だった

A｢…切国､皆､軽くでも怪我をしたら帰ってきてね､頼みますよ｣

そう言うと､皆からわかったとの声が帰ってきた為､見送る

A｢行ってらっしゃい｣

そう言って遠ざかる背中を見送った
A｢…さて､やることは有るんだし仕事しなきゃ｣
審神者としての報告書や皆が帰ってきた時の用意
気合を入れ直し､本丸に戻った

……数刻後
報告書を見直しているとき､鈴の音が聞こえ
帰還の合図の様なものかと思い､少し小走りで見送った門まで行くと､皆の姿が見えた

A｢お帰りなさい！怪我は無かった？｣
｢大丈夫だ､傷を負った者は居ない｣

切国の前に来て聞くと､無事なことを知らされホッとしていたら､厚が声をかけてきた
｢今日の誉は切国がほとんど取ってたぜ｣

そう言われ､少し考える
A｢誉か､頑張ったご褒美とか何か考えたいな…ご褒美あった方がやっぱり嬉しいよね？｣

皆に聞いてみると､頷く人が多かった

骨喰は分かっていない様子で切国はそっぽを向いていた

A｢うん､誉取った人はご褒美決定！
切国は､何か考えておいてね?食べ物とか私に用意できるものなら用意するから｣

そう伝え､そのまま皆お風呂に向かっていったのを見送り私はお昼の用意に厨に向かった

お昼ご飯も食べて､少し食休みするように皆に言って私は一人で書類の整理をしていたとき､山姥切国広が声をかけてきた

｢すまない､褒美の事なんだが…思いつかない｣
想定外の言葉だったが、人の身を得てまだ短いし、思い付かないことも合点がいった

A｢うーん、じゃあ…今回は私が思い付いたのを試してみる？
それが気に入ったら良いけど、嫌なときは言ってくれるかな？別なのも考えるから｣

そう言って私は試しに甘味をあげてみたら、気に入ったようで、少し桜が舞っていた

切国は可愛いなぁと心が温かい気分になる
そんな昼下がりを過ごした。

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主は甘えさせ上手で甘え下手