【刀剣乱舞】変わり者審神者の日常 (ページ27)

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今度は３ヶ月報告会だってページ27

審神者就任三ヶ月経過の為、月一の報告をする
今回は他の審神者達と会う事になった

A｢うー、緊張が……｣
何時もの鳥居の前に立つが、何時もと違い顔を隠す面を付けているA
周りには遠征に出て居ない刀剣以外の皆がほぼ居た

A｢ちょっと切国、布かして下さい｣
近くに居た切国の布を軽く引っ張る
｢な、やめろ｣
慌てる切国に国広兄弟が声をかける
｢兄弟、これを機に、布は無くしてみる？｣
｢うむ、これも修行であるぞ｣

掛けられた言葉に慌てて布を両手で掴む切国に、私も慌てて布を離す
A｢ごめん、半分冗談だから｣

堀川と山伏にそう言っていたら鶴丸から声をかけられる
｢何だ？代わりに俺の上衣なんてどうだ？
他の審神者を驚かせる事も出来るぞ？｣

上衣の裾を持って笑って言ってきた
A｢や、いいよ、鶴さんの真っ白過ぎて汚すの怖い｣

そう言って断ると、次は長谷部が声をかけた
｢主、そろそろ時間になります｣
その言葉に時計を確認する
A｢わ、時間ピッタリ、皆、留守番宜しくね｣

鳥居に手を付ければ、何時もの通りに電子音と共に長い廊下に繋がった
先にはドアが見える

A｢行ってきます｣
振り替えってそう言えば、ほとんどの皆からいってらっしゃいと返してくれたのを背に、廊下を進んでドアを開くと説明役の役人が来て、講堂のような所に案内される
席は２０人分用意されており、他の席も殆ど埋まっていた
とりあえず近くの席に座ろうと空き席の隣に座ってる人に声をかける
A｢隣、失礼します｣

声に反応して、相手も顔を上げるが全員が付けてる面で反応が解りづらいが、声を返してくれた

｢ど、どうぞ！｣

相手も緊張しているのが声色からも伝わり、少し安心した為、私から少し話しかける

A｢はは、此処に来るの緊張してしまって
面がある人がこんだけ居ると、何だか変な絵面ですね｣

ちょっと前を向けば、十人以上の面を付けた人
何だかシュールだ
｢はい、少し可笑しいですね……私も緊張して……昨日は眠れなかったです｣

暫く話していたが、壇上に役人が出てきてマイクを使って声をかけてきた

『審神者の皆様、本日はお疲れ様です
今日は就任して三ヶ月経過した皆様にお話がありお呼びしました』

少しまだ喋る声が聞こえるが、集められた審神者は皆役人に注目した

…………next

小烏丸さん、何とか来ていただきました
でも、お爺さんが更に来たのはどうすれば……悩みます……