【刀剣乱舞】変わり者審神者の日常 (ページ25)

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演習と暇潰しページ25

A｢刀装良し､馬も良し
さて皆､行ける?｣
そう言って顔を上げればあぁ､やうむ､と肯定の言葉が反ってきた

A｢じゃ､演習行くよー｣

そう言ってゲートの鳥居に手を触れれば､数秒後電子音と共に演習の待合室に繋がる

鳥居を潜り､その先で今回の相手の情報が部屋の壁にある画面に表示された
相手の5人の審神者名と､隊長の刀剣男士が写る
写っている名前に触れれば､部隊の情報も出る

A｢(これだけ情報が出てると､大体勝敗解るような…実戦と違いすぎじゃ…何で演練ってこうなのかな?)｣
疑問だが､一通り情報に目を通す
情報を見終わり､振り返れば声を掛けられた
｢お､見終わったか?｣

人懐こい笑顔で今回の隊長兼近侍の獅子王が聞いてくる

A｢うん､勝率は五分五分だと思う､後は運かな､いってらっしゃい‼｣

そう言って､演習場の扉へ向かう皆を見送った

一戦毎に戻っては出陣を繰り返し､午前の分は出陣を終えた

A｢ん､三勝二敗まだまだ強くなれるって事だね
皆お疲れ様､帰ったら休んでね｣

演習の結果はまぁまぁ､午後は余り出陣できない刀剣達を中心として隊を組むためそう声をかける

隊の皆からはそれぞれ返事が返ってきた為､ゲートを起動して本丸に帰った

本丸に着き皆には自由に過ごして貰い
私は執務室で先程の戦績を報告書に記した後､暇が出来た

少し考え､暇潰しに本丸内を散歩することにした
袖に干菓子の包みを幾つか入れて散歩に出た

A｢静かだな…｣
数分後､本丸裏の竹林の中に昼寝に良さそうな日溜まりを見つけた
周りを見渡していると､木の裏から赤色の布が見えた

A｢大倶利伽羅か?｣
声を掛けて近寄ってみると､此方を見上げ大倶利伽羅が座っていたが､態度から警戒心が少し感じられた

少し距離を置いて座り菓子包みを出して食べてると視線を感じた

菓子の包みを一つ出し､目線を上げれば目が合う
A｢ほい｣
掛け声と共に包みを投げ渡せば片手でキャッチする
包みが同じなので中身は解るだろう

そう思い､また自分の菓子を食べてると声を掛けられた

｢…何時も菓子を持ち歩いてるのか?｣

顔を上げればまた目線が合う
A｢散歩の時だけだよ｣
｢…そうか｣

その後､静かな時間が過ぎ､暖かい陽射しに何時しか私は眠っていた…

その後、眠った私を昼御飯の時間が来たため起こしてくれた大倶利伽羅と食堂に向かったところ

それを目撃した光忠に昼御飯中に質問攻めにされる事になった

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