【刀剣乱舞】変わり者審神者の日常 (ページ18)

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とある本丸の初期刀と三日月ページ18

主｢ごめん､そろそろ厨に行かないと…｣

そう言った主は､確かに少し慌てている様子だった
本丸の案内は大体終わっていたし､仕方なく主に了承の意を表明した
厨に行こうとする主に､光忠が手伝うと言って二人で厨に行こうと並んだところ､主が振り返ったことで目があった

主｢切国､ご飯の後で審神者部屋に寄ってくれるかな?｣
主命と言うより､頼むような感じだったが特に問題もないため頷いた
それを見たあと､笑って去っていく主を見送る

その間､静かだった隣にいる天下五剣の三日月に向き直る

｢…大体は案内したと思うが､何か質問はあるか？｣
縁側に並んで座り､聞いてみる

｢ふむ､聴きたいことか…そうさなぁ､一つ…いや二つ程良いか?｣
｢俺で答えられることなら､答える｣

そう言った俺に少し笑って三日月が口を開く
｢何やら､俺が顕現したとき慌てていたが､何故だ？｣

｢天下五剣が顕現されて､驚かない奴は居ないだろう｣
何を言っているんだと思い､少し三日月の方を見ると笑っている

｢いや､少し思った反応と違っていたからな､なに気にするな｣
そう言ってすぐに､もう一つの質問を聞いてくる
｢三条の奴は､俺以外に誰か居るのか?｣
｢今剣と小狐丸が居る､会いに行くか?｣

｢…うむ、頼む｣

三条の奴等が居そうな所を頭に浮かべ聞くと､頼まれたので案内する
ちょうど２振りとも居たため､俺は三日月を二振りに任せ三条達の元を去った

出陣していた２つの隊が帰ってきたようで､庭の方で遊んでいた短刀が迎えている
近侍の仕事として､隊の被害の確認のため俺も出迎えに行くが､特に被害もなく帰ってきていた
取りあえず､風呂に行くように促して見送った

短刀達は厨の手伝いに行くと言って本丸に入っていった
出陣先からの資源の数を確認し､近侍部屋へ向かう

今日の資源の入出数を､帳面に記し
近侍としての仕事は一段落ついたところで､飯の準備が出来たと､声をかけられ食堂に行くと

いつもよりも､ざわざわと騒がしい様子だった

そう言えば､新しく鍛刀した事を伝えて無かった
急に食堂に居る三日月に驚いて居るようだ

｢…おい､とにかく席につけ
このままじゃ主からも話しづらいだろう｣
食堂の入り口から､見える範囲の刀剣達にそう言って俺は自分の席につく

それに続いて皆､席に付き､主からの説明のあと
ほぼ毎日の夕飯と言う宴が始まった

夕飯を先に終わらせて、主からの呼び出しに答えるため、俺は広間を後にした

……next
絡まないな…汗