【刀剣乱舞】変わり者審神者の日常 (ページ16)

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鍛刀チャレンジその二ページ16

刀に触れると､眩しい光が放たれ､収まる

目の前には再び大柄なそして白っぽい人､しかしとても綺麗な長い白髪に…獣耳のようなものが頭に付いてるように見えた

｢大きいけれど小狐丸｡
いや､冗談ではなく｡
まして偽物でもありません｡私が小!大きいけれど!｣

少し力説している様子に気圧されかけるが気を取りなおす
A｢初めまして､小狐丸さん｡私は此処の審神者です
これからよろしくお願いします｣
そう言って礼をすると､少し笑う小狐丸

｢ぬしさま､どうぞ小狐丸､とお呼びください｣

自分よりも大きい人だが､そう言いながら甘えてきてくれている気がして､少し可愛く思える

A｢ふふ､解った
改めて､よろしく小狐丸｣
そう言って挨拶したあと､本丸の案内を始める

A｢まだ審神者になって一月経ってないから､同じ刀派の刀剣は少ないと思う､すまないね
あ､刀装は少し待ってくれるかな?後で切国…近侍と作るから｣

そう言いながらまず広間に着いた､そこには藤四郎兄弟たちが集まっていた

｢お､大将新しい刀剣か?｣
厚が一番に私たちに気が付き､それを皮切りに広間にいた皆集まり､小狐丸に自己紹介をしている､礼儀正しいな

A｢そうなんだ､もう少し戦力を整えようと思ってね､太刀や大太刀を鍛刀したいなーって｣
厚と話していたら､乱が反応した

｢なら､一兄も来る?｣
A｢必ずとは言えないけど､来て貰えたらとは思ってる｣

さっき見た国広兄弟を思いだし､皆やはり兄弟に会いたい様子から笑顔でそう返し､乱の頭を撫でる

A｢時間はかかると思うが､頑張るから｣
そうしてると､他の短刀からも撫でて欲しいと言われて暫く後に広間を後にした

本丸を案内しながら､小狐丸と話す

｢短刀達から好かれてるのですね｣
A｢そう見えたなら嬉しいな､皆戦に内番に手伝いにと良くやってくれてるから…私は非力だから助けて貰ってばかりだけど｣

｢ぬしさまはお優しい､そんな心根に皆集うのでしょう｣
ニコッと笑い言う小狐丸の言葉に､少し驚いた

A｢ハハハ､お優しくは無いよ
私は良く変わり者と言われる方だよ｣

丁度手合わせの道場に着き､扉を開くと手合わせの終わった今剣と小夜がいた

｢こぎつねまる!いつきたんですか?｣
嬉しそうにはしゃぐ今剣とじっと此方を見てる小夜に先程鍛刀したことを告げ､小狐丸と挨拶を済ませた後

廊下で国広トリオと会い
夕食の支度が有るため、後を切国に任せ、私は厨へと去った

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