【刀剣乱舞】変わり者審神者の日常 (ページ13)

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三日目、審神者の悩みと驚き(鶴さんじゃないよ！) ページ13

A｢……御夕飯どうしようか｣

人数も増えてきた､現在19人となっている
さて､どうしたものかな…←
悩んでいると､厨に歌仙が来た

｢やぁ､主
何か手伝うことはあるかな?｣

どうやら､厨事は得意なため手伝ってくれるらしい
嬉しい申し出に､すぐお願いした

A｢歌仙さんは何か食べたいものとか有ります?｣
手伝って貰う分､好きな物をと聞いてみたが
｢いや､まだ此処に呼ばれたばかりだからね…知識は有るんだが
どれが好みか迄は解らないんだ｣
と､ちょっと意外な返答を頂いた

A｢そうか…それなら､やっぱり和食が良いかな?｣

そう話ながら､二人で夕飯を用意し､広間に運ぶ
短刀達が運ぶのは手伝ってくれる､いい子達だ

夕食が終ると短刀達からお休みなさいの声かけを貰い
他の皆も自由に過ごしている､そんな中､私は切国を探していた
A｢山姥切国広はこっちに居ない?｣

広間で酒盛りを始めた皆に聞くが、新入りに酒を飲ませるのに気が向いてたらしく解らないようだった
A｢そっか､お邪魔しました!｣
このままだと酒盛りに巻き込まれるため､退散する
堀川君ならと思ったが､既に酒盛りの渦中に居たので予想が外れ､振り出しに戻る
虱潰しに近いところから見ていき､近侍部屋に灯りが見えたため声をかけてみる
A｢切国､此処に居るのか?｣

そう声をかけると､中から声が返ってきた
｢主か､何か用か?｣
何やら軽い物を動かしている様な音が聞こえた後､目の前の障子が開き､中に入るように促された

A｢ご褒美用意したから持ってきた
今回は酒を使ったか菓子なんだ｣
そう言って包みを渡すと､何となく嬉しそうな様子の切国が包みを開く

｢これは何て言うんだ?｣
A｢ウィスキーボンボン､洋酒の入った甘味だよ｣
中にあるチョコを一つ摘まんで切国の目線の近くに寄せる
A｢この中に洋酒が混ざってるっ…｣

菓子の説明をしていたが、言葉が止まってしまった
何故なら､何を思ったか切国が私が見せるために持ってた菓子を食べたからだ
驚いて一瞬固まった

A｢…は!いや､あーんじゃない､違う｣
｢どうかしたか？｣

慌てる私をよそに、切国は更に菓子を食べてる
A｢(気にするな､私‼)嫌その､先程のが､手ずから切国に食べさせたみたいになったから驚いてな!お休み‼｣

気恥ずかしくて逃げる様に自室に戻り､気恥ずかしさに悶えていたが気付いたら翌日だった

……next
あーんとか､基本恥ずかしいからしない審神者です