領域を越えて～限られたライフ～ (ページ16)

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【第十五章】ページ16

「紗綾＿＿＿＿＿…！

紗綾……、紗綾ごめん＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ッ」

「え…」

「紗綾…私ッ…！
私、紗綾の事、、「ごめん」

「え？」

「あたしの方こそごめん。
リカにひどい事して」

「そんな…」

「リカ…、あたしね。ずっと怖かったんだ。
リカはいつかあたしから離れて行ってしまうんじゃないかって。

一人は怖い…。＿＿＿＿＿＿でもっ、嫌われて一人になるよりは、ずっと
ずっと楽に思えたから…。一層の事、自分から離れていってしまおう…って思えた

＿＿＿＿ははっ…馬鹿だよね、あたし」

「＿＿＿＿＿＿．．．．．．．．馬鹿じゃ無いよ。

紗綾はもう…一人じゃない。ずっと私が一緒だよ！！」

知らなかった。

そんな風に思ってたなんて、、、

もう、うちらは怖くない。
愛美だって、他の人の視線だって、決まりや常識だって＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

だって一人じゃないんだから＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿！！