【第ニ章】 ページ2
始めまして、私は西園寺リカです。
漫画を描くことが大好きな高校1年生です。
「おはよー！リカ」
「紗綾おはよ」
「あっ！愛美がいる〜」
「愛美？誰それ。」
「えっ！リカ、愛美知らないの！？1年B組の平岡愛美。有名な会社の社長の娘で県の実力者なんだよ!!リカ知らないとマズいって！相当な権力でさぁ〜愛美。今まで何人もの人が退学に追い込まれてるんだってぇ〜」
「そうなの！？」
「あッ!それと、愛美の前では愛美様って呼ばないとダメだからねっ！せっかく名門高校に入学出来たんだから、退学になったりしたらたまんないよー」
私の学校、少し面倒臭そうです。
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「「愛美様！！」」
「おはようございます。」
「荷物お持ちします！」
愛美の取り巻き達＿＿
「ありがとぉ…//」
「あッ!これって、ファッション雑誌 “デニモ☆”の新作バッグですか?!」
「そー」
「愛美様すっごぉ〜い」
「やっぱり愛美様は尊敬しちゃいます。憧れです！」
「誰にだってなれるわよ。
でもね。そのためには、おしゃれもべんきょーも必要よ？」
「「そーですねっっ」」
髪を金に染めたってメイクしたって、ネイルをしたって
愛美は怒られない。先生はみんな見とれてる。愛美に…？
いや＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
社長の娘の“愛美”に＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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作者名：みかんジュース | 作成日時：2013年11月13日 22時
