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Story10 ページ10

涼太said




やっと恋愛の話しが終わり、



「ねえ!てか!自己紹介!しよう!!!!」



「なんで途切れ途切れなの。」



「まだわかんないこととかいっぱいあるじゃん!」



「俺ら4人は中学生の時から知ってるから他の人が紹介すれば??」



「自分が思ってるのと他の人が思ってるの、違う時あるもんね。」




「じゃあAと愛は自分のことだね。」





「そうしよ!」




そんなかんじで、





隼はうるさいけどちゃんと人のこと考えて喋ってるからいいやつ。



亜嵐くんはふつーにいいやつ。




玲於は塩だけど心開けば砂糖でいいやつ。



俺は関西人だったからたまに関西弁でてたまに毒舌でるけどいいやつ。



みんないいやつでまとめた。




多分俺らめんどくさがり屋。笑笑




「私はね、うーん。どんな人だろう。
こんな人!」



愛は多分多少の天然が入ってると思うよ。





『私かー。うーん。』




考え出すA。




『地味に人見知りだけど心開いたらめっちゃ話すかなー。うん。


あとふざけ出したらとまらないよ笑笑』





そう言って笑うAの笑顔に胸が高ぶったのは





なぜだろう。






「あ、隼たいぷ??」




『なんで隼。』





「だってうるさいって言ったから。」





『隼とは違うよ笑笑』





「ねえそれ地味に傷つくんですけど!」




『ごめん、ごめん。うそうそ。笑笑』




「あ、隼あれやってよ」




「ああ、あれ?!」




『あれって何??』





「うっそでええええええす!!!!!」




『いや迷惑。』





A、心開いてきたんじゃない?笑笑







その後いろいろ話して外はあっという間に暗くなる。






「帰るかー。」




『そーだね。』




Aもたくさん話すようになって


心開いたんじゃない?!





「みんな家バラバラだよね??」




「そうだね。あの駅までにしようか。」





「そうしよ。」




そう言って立って歩く。




ん?




「Aって何cmあるの??」




俺から初めて話しかけたのがこれだけど、



『168cm。』





「えっでか!」





『涼太だってでかいじゃん。』





「俺180!」




『そんなにでかい同級生初めてだわ。笑笑』




「俺も。」




2人で笑いあった瞬間が、





とても幸せに思えた。

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作者名:ちょこちっぷ | 作成日時:2017年9月1日 22時

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