検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:18,047 hit

Story47 ページ47

「あいつ風邪ひいたって」




いつも君がいる席に



君がいない






「あんな寒いなか部活やってるからだろ」




「厚着してなかったよね」



「そりゃ風邪ひくわ」




涼太が居ないと1日中なんだか


暇なような


寂しいような



「A、元気なすぎ」



「あいつも風邪ひくなってな」



「Aが可愛そうだわ」



『うるさいなあ』



「あ、そうだ、涼太ん家お見舞い行こうぜ!」



「それいいじゃん、Aも元気出そうだし!」




『てかなんで知ってるの』



「男の感ってやつですよ」



「ですよ」



「隼絶対思ってないでしょ」



「思ってますよ」




そんなこんなで涼太の家に



ピンポーン




みんなできたけどなんか緊張するな




「はーい




あら、みんなきてくれたのね、どうぞはいって。」




優しそうなお母さん



「ありがとうございます!」



「涼太が男子4人女子2人で仲いいんだ〜って聞いたわよ〜」



「そーなんですよ!」



「涼太は部屋にいるからどうぞはいって」




こんこん


亜嵐がノックして入ると



「わ、亜嵐くん」


少しだけビックリしてる涼太の声


『お邪魔します』


「Aまで」



涼太の部屋は綺麗にしてあって



男子の部屋って感じ




「てか風邪移るよ」


「大丈夫大丈夫、隼が全部もらっていくから」




「いや〜俺、それはできないっすね」



「まあ座ろ笑笑」



玲於は勝手に涼太の勉強机のいすに座って、




ほかの人はクッションの上に座ってるけど



私の分ない笑笑




仕方なくフローリングに座ろうとすると




「あ、Aクッションない?」



『うん』


「うーんじゃあ俺のベッドに座っていいよ」



『いいよいいよ、大丈夫。』



「 遠慮しないで」



涼太、風邪ひいてるけど大丈夫かな?


「じゃあ俺もクッションないから座らせて貰いマース!」



なんて言いながら、隼が勢いよくベッドに座る




「お前、少しくらい遠慮しろよ、こっち病人や」



「だって遠慮しないでって言ったから!」



「お前じゃねーよ。」



そんな会話に笑いながら、座らせてもらう。



「意外と元気じゃん。」



涼太はいつものかんじで


でもおでこに冷えピタ貼ってる笑笑





可愛いかよ






『はやくなおしてね』



「うん。」



はやくなおして





はやく学校きて




一緒に授業受けて




一緒にごはん食べて



一緒にみんなで帰って





一人でも欠けたら





ダメだよ

Story48→←Story46



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
設定タグ:片寄涼太 , GENERATIONS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちょこちっぷ | 作成日時:2017年9月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。