Blue Sky (ページ29)

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Story29 ページ29

「じゃあカフェで決定！」

うちのクラスの出し物はカフェになり、

仲がいいメンバーは、同じ装飾になって

カフェの看板のいろ塗りをしている。

私は涼太と同じ色を塗っている

それにしても、ちょっと顔近いな。

「水飲みに行こうぜ～」

私も飲みたいと立ち上がろうとする

「『痛った！！！』」

立った瞬間涼太と頭がぶつかる。

「お前らはもってるし笑笑」

玲於がケラケラ笑う。

「ごめん、大丈夫？？」

『こちらこそ、涼太も大丈夫？？』

「大丈夫だよ。」

ふっって吹き出して2人で笑う。

不意に涼太が顔をふくと

『ちょっと涼太顔にペンキついた！』

顔にペンキつけて、

かわいいかよって。

「えっ！ほんとに！？」

『ちょっとまって！』

パッと見るとティッシュがあった。

そして涼太に近ずき、顔のペンキをふこうとする。

っ、

顔近い、

さっきよりもっと。

目が合わないようにそっとふく。

『と、とれたよ。』

「ありがとう。」

結構近づいたから

胸の速くなった鼓動が

聞こえてなかったら、いいな。