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愛情、その後(少しR気味?) ページ36

帝統side






帝統「……A?

どうした?」



左馬刻「……やっぱ、

お前じゃねえと嫌なんだと。」



帝統「………………。」




左馬刻「俺としてんのに、

お前の顔が浮かんで、

苦しくなるんだとよ。

…しっかり愛されてんじゃねぇか。」



帝統「っ、……Aっ!

……ごめんな。

もう、こんなことさせねぇから

俺だけにしてくれ。

……俺も、お前だけだからっ。」ギューーッ



A『…………ん。だいすだけ…。』ギューーッ




左馬刻「……こんな事とか

言うんじゃねぇよ……。

(完全に当て馬じゃねえか……。)」









この時の実験のおかげでA自身、

自分の思いにちゃんと気づいてくれた。


それに、好きの違いも、理解してくれた。



だから、改めて思いを伝え、

正式に、付き合うことになった。






それからも、他のみんなは

相変わらずAを好きなようだが、


Aの気持ちも優先して、

あまり近づき過ぎないよう

気を使ってくれるようになった。






数ヶ月が過ぎた頃。







今、俺とAは向かい合っている。

……ベッドの上だ。






帝統「…………Aは

した事ねぇんだよな?」



A『う、うん…………//』



帝統「……ちゃんと、

優しくすっから、痛かったり

変だって思ったら、

……ちゃんと言ってくれ。」



A『…………分かった……っ//』








Aは、話すことにもかなり慣れてきて、

普通の大人の女となんら

変わらなくなってきた。


だから、余計に気持ちを

押さえるのが難しくなってきた。




今朝、Aを誘い、

やっとの思いでこの状況を作り出した。




あの後も度々キスをするようになったが

あの時から、Aは

自分の赤く染った顔を見られるのが

恥ずかしいようで、

よく隠すようになってしまった。



今も、両手で顔を覆いながら、

向き合っている。



その手をそっと握り、顔から離す。




帝統「……顔、よく見せて?

ちゃんと、Aのこと見てたい。」



A『っ、//………………うん……。』







そうして、Aにとっての

初めての夜を過ごす。









帝統「A。……好き。

……ずっと一緒にいてくれ。」



A『私も、大好き。……だいすも、

ずっと一緒にいてね。』









あぁ、幸せだ。

作者から。→←彼氏



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設定タグ:ヒプマイ , 有栖川帝統 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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赤砂晋助(プロフ) - マイクで戦うとか思ってんた笑 (2019年8月19日 4時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 空麦さん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて嬉しいです! (2019年7月29日 23時) (レス) id: 893f62a7ef (このIDを非表示/違反報告)
空麦 - 面白かったです! (2019年7月29日 19時) (レス) id: f0eeaca8f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2019年7月1日 23時

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