帝統が拾った女の話3

ほかほか ページ19

独歩side







一二三「A？…待ってるから

ゆっくり入っといで。」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ




独歩「……俺も、

ちゃんと待ってるぞ。」ｷﾞｭｰ




A『……ん。……』ｷﾞｭｰ





しばらく抱きしめた後、

覚悟を決めたように風呂へ向かうA。



独歩「……なんか、戦場に行く

みたいな顔してたな。」



一二三「……Aにとったらそんくらい

勇気のいることなんじゃん？」





独歩「……お前も、Aも……

苦手な事克服しようと頑張ってて、

……ほんと、偉いな。」




一二三「え〜急にどうしたんだよ〜？


なんか、改めて言われっと照れんじゃん笑」




仕方ないだろ、本心なんだから。


……こいつらは、前に進もうと

努力してるし、結果が伴ってる。


……ほんと、凄いな。



俺は………どうなんだろうな…。









A『……ひふみ？……これ

……わかん、ない………。』



一二三「ん？……あー！かわいい！！

ちゃんと着方合ってるから大丈夫！


めっっちゃくちゃ似合ってんね！

買ってきて正解〜！！




ねぇ独歩も………って固まってる。笑」






やばすぎないか？

元々白猫っぽさのあるAに

それっぽいの着せたら、もうこれは、

似合ってるとかのレベルじゃない。



Aの為にあるものだろ。




あぁー……可愛い……可愛すぎる…。





独歩「……天使………白猫……


A、こっち来て、、、お手」





A『？？？…………』ﾁｮｺﾝ


俺の掌に自分の手を重ねる。




独歩「……はぁー…………っ///」



一二三「はい、独歩ちんアウト〜。

……A、こっちおいで〜？」





独歩「こんなもん着せるのが悪い…。


似合いすぎててこんなの

我慢出来るわけねぇだろっ。」





一二三「……じゃあ、脱がす？」




独歩「ダメだ！！」




A『っ！！……どぽ？』




はぁーーーー。

もう何やっても可愛い。

喋っても喋らなくても可愛い。





独歩「……何やっても可愛い……。」



一二三「独歩もう喋んない方が良くね？



A、不安そうな顔すんなって。

可愛い〜ってなってるだけだし！


……すっげぇ似合ってっから大丈夫。」




A『……ん。』





不安にさせたのは謝るが……



独歩「………………

風呂、入ってくる………。」





一二三「んー、いってら〜。」

ベッド→←あーん

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