優しげな ページ37
左馬刻side
あれからすぐに、4人で都合をつけ
Aと、帝統を含め、
俺の事務所で集まった。
左馬刻「A、相変わらず
元気そうで安心した。
今日は色々聞くが、
嫌なことがあれば遠慮なく言え。
いいな。」
A『ん。』
俺らの顔つきを見て
不安そうな顔をしている。
左馬刻「……乱数ァ、
この空気、何とかしろ。」
乱数「えぇ!無茶振りじゃん!
……もぉ〜。
A〜!ごめんね、
そんな怖がらないで!
僕達は、Aの事、もーっと
知りたいだけだから!」ナデナデ
A『……ん。…』ギューーーッ
Aのやつ、やっぱ不安な時は
帝統んとこいくんだな。
左馬刻「…………大丈夫だ。」ナデナデ
一郎「A、怖がらせてごめんな。
俺も、Aの事、もっと知りたい。
……教えてくれるか?」ナデナデ
寂雷「……ココアでも、作ろうか。
ちょっと待っていてね。」ナデナデ
左馬刻「先生、悪いな。」
だいぶ、落ち着いたか。
左馬刻「んじゃ、A。
聞かせてくれ。
まず、お前の記憶は今、
どの程度思い出せてる?」
A1番古い記憶は、多分2歳くらい。
覚えてるのは、3歳くらいまで。
Aちゃんとは分かんないけど、3歳の誕生日の時の記憶はあって、、。
けど、4歳以降の誕生日の記憶がないの……。
左馬刻「……なるほどな。」
乱数「……誕生日の思い出がないだけで
記憶自体は4、5歳の時のもある、
って可能性はない?」
A記憶にあるのが、3歳のか4歳のかよくわかんないけど、5歳、とかじゃない気がする。
乱数「そっかぁ。」
一郎「幼稚園とか、保育園とか
そういう所に行ったりは
してなかったのか?」
A覚えてない。
家の近くの子達と遊んだ記憶はあるけど、それ以外の友達は、いたのか分かんない
一郎「……となると、
通ってなかったのかもな。
家ではいつも母親と一緒だったのか?」
A『ん。』コクン
左馬刻「お前に、兄弟は?」
A『……』フルフル
左馬刻「そうか。
…父親と、母親の特徴
言えるか?」
Aパパは、優しそうな顔で、いつもはサングラスしてたけど、おうちの時は何もしてなかった。目の所に縦に傷があった、と思う。
左馬刻「瞼に傷……か。」
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宇宙 - 凄い共感します!!3$EVEN の夢かよ!?のところとか良いですよね。あと左馬刻様のボソッと喋る時も!推しは独歩だけど話が合う気がします。ヒプノシスマイクの小説そこまでたくさんあるわけではないので、このような作品が読めて嬉しいです。作品全部読むので応援してます。 (2020年8月16日 21時) (レス) id: 95c29b5ba6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートバカ - あああああっっ…続き、楽しみですっっっっっ! (2019年6月30日 21時) (レス) id: b750cb0a89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2019年6月23日 16時