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日曜日 ページ23

寂雷side






独歩君から、

Aがお泊まりをしたい

と言っていることを聞いた。


その時の様子を思い浮かべ

そこに自分がいないことを

年甲斐もなく寂しく思ってしまった。



こんな思いを晒す気には

なれなかったが、

近頃Aに会っていない、会いたい

と思いつい、提案してしまった。



一度は断られたが、

何故か独歩君がとても

熱心に誘ってくれるので

お言葉に甘えることにした。






Aに会えることを

心待ちにしている自分がいる。









日曜日、一二三君たちの家へ行くと

既にAと帝統君は来ていた。






寂雷「…………独歩君。

この、微妙な空気は、一体?」




独歩「す、すみません。

A達が来た時、俺が対応したんですけど、

てっきり一二三はもうスーツ着てると思って

確認しないままあげてしまって…。



一二三はすげぇ怯えるし、

Aは、一二三の反応が予想以上

だったらしくって固まっちゃうしで……。」





帝統「一二三はスーツ着たから

もう大丈夫っつーけど、

なんか、大人しいまんまだから

Aも反応に困っちまっててよ。」





寂雷「なるほど。



一二三君、大丈夫かい?

具合が悪い所があれば、聞くよ。」





一二三「…いえ。ご心配なく、先生。

Aに失礼な態度を

取ってしまいましたから

なにかお詫びをと思っているのですが

いいものが思いつかず……。」






寂雷「そうかい。

あまり無理はせずにね。




A、久しぶりだね、元気だったかい?」



A『…ん!』



寂雷「……一二三君はもう

大丈夫だから、Aはいつも通り

接したらいいのではないかい?」




A『……んー。』







帝統「…………なぁ、

話遮って悪いんだけど、聞いていいか?

あんたら全員、いつの間にAの事

呼び捨てにするようになったんだよ。」






寂雷「!!…………すまない。

一二三君や独歩君がAと呼ぶから

つられてしまっていたよ。



……Aさん、不快な思いをさせたのなら

すまなかったね。」




独歩「あ、、お、俺も…

一二三が呼び捨てにしてるの

聞いてるうちに

気づいたら、自分も……。

これだから俺はダメなんだ。

……いつも俺は俺は俺は……」





A『どぽ!!……どぽ、、

ん、と……やじゃ、ない…!

せんせー、も!や、じゃない…!』




帝統「……別に、ダメとかじゃねぇけど、

気になったから聞いただけだ。……わり。」

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設定タグ:ヒプマイ , 有栖川帝統 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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宇宙  - 凄い共感します!!3$EVEN の夢かよ!?のところとか良いですよね。あと左馬刻様のボソッと喋る時も!推しは独歩だけど話が合う気がします。ヒプノシスマイクの小説そこまでたくさんあるわけではないので、このような作品が読めて嬉しいです。作品全部読むので応援してます。 (2020年8月16日 21時) (レス) id: 95c29b5ba6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレートバカ - あああああっっ…続き、楽しみですっっっっっ! (2019年6月30日 21時) (レス) id: b750cb0a89 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作成日時:2019年6月23日 16時

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