帝統が拾った女の話

離れられない ページ7

Aside




私を拾ってくれた人

そのお友達？が2人


ピンク色の髪のお友達は初めて会った時から

ずっとにこにこしてる。

それに、ご飯も服も、用意してくれた。

いい人…？なのかな。

怖くはないけど、まだわかんない。





もう1人の茶色い髪の人は、

あんまり声をかけてこないけど

ずっとこっちをみてる。

なんだろ。

きらい…なのかな。

怒ってるのかな…

話しかけたら、怒られちゃうかな。

どんな人だろ。わかんない。







それから、私を拾ってくて、ずっと隣にいてくれる、青い髪の人


たまに、少し困った顔するけど、

それでも離れないでいてくれる。

さっき少し怒られちゃったけど、すぐ謝ってくれた。

たぶん、この人は優しい、いい人。

もう、捨てられたくない。

この人から離れたくない。

…ひとりに、なりたくない。



もしこの人が握った手を離しても、

私が離さなければ、きっともう1人にならない。

だから、離さない。




怖くて、離せないの…


ひとりは、こわい、、、

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