帝統が拾った女の話

黒猫 ページ49

帝統side







シンジュクの3人に会った日。


あいつら、かなりAを

気に入った様子だったけど、

さすが、大人というべきか。


他のディビジョンのヤツらに比べると

落ち着いていて、

年下、子供…？の相手に慣れている様子だった。



それと、、


一二三の飯すげぇ美味ぇ！！

結局夜飯までごちそうになって、

俺らはたらふく食べて帰ってきた。








一二三とAは、頻繁にメッセージの

やり取りをする約束をしていた。




まぁ、やり過ぎなきゃいいか。









今日は久しぶりに

乱数の家に泊まることになった。







乱数「もうすぐで終わるから、

そしたら一緒にかえろーねー、A〜！」



A『……ん！……………………』ﾆｺﾆｺ









A『…………………………らむ、まだ？』






乱数「…………っふっはは！

やっと名前呼んでくれた〜！！


もぉー、僕に興味

無くなっちゃったのかと思った〜！！」





そういや、こんなやり取りあったなぁ。

乱数は相変わらず

このやり取りが好きらしい。



Aはもうかなり人に慣れて、



待てができるようになった。


と言うと言葉は悪いが、

落ち着いた様子で待てるようになっている。




………………。




帝統「A〜。

本読んでねーで俺の事も構えよ〜。」




A『……ん？

だい、す。いいこ、いいこ。』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ



帝統「………………//」





乱数「あーーっ！

だいす、ずるーい！！

ねぇA！ぼくにもそれやってー！」



帝統「おい乱数ー、邪魔すんなよな！

今はお前の仕事終わんの待ってんだから

早く進めてくれ！

そんで今は俺の時間だかんな！」





A『…………ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ』




乱数「えぇ〜！！もーーっ！

早く終わらせて、

お家では僕がたっくさん

相手してもらうんだからね！」




、
、
、
、
、
乱数「よし、終わったよー！

2人とも、帰ろう〜！」



帝統「おぅ、待ちくたびれたぜぇ。

あと腹減った！

今のうちに出前頼んどこーぜ！」




乱数「おっけー！」




、
、
、
、
、
ｶﾞﾁｬｯ


乱数「たっだいまー！

そして、2人とも、いらっしゃい！！」


帝統「おぅ。」



乱数「早速だけど！今日はAに

プレゼントがあるんだ〜！

今取ってくるから、座って待ってて！」





プレゼント？

乱数の事だし、また服とかか？






乱数「じゃーん！A、はい、プレゼント！」




ん？ぬいぐるみ？

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