ちびさん夢想３ ページ12
―――そう！
突如垣根からデカパン博士とダヨーンが飛び出し、こちらに向けてバズーカを撃った！！！
ジャパンをピースにするためにもあいつ等不要じゃないか！？！？
…なんて考える間もなかったんだ。
その弾道は俺を狙っていたものだったのか、はたまた彼女を最初から狙っていたものだったのか。
それは解らない。
ただ、目の前に見えた景色は最悪だった。
どうにも…
Aちゃんは俺を庇ったように見えたからだ。
バズーカが撃たれた後、もうもうと立ち込める煙の中。
現れたのは……幼い女の子だったわけで。
もちろんこの爆発騒ぎだ。
ご近所さん、夕方帰り道の奥様方、今頃になって駆け付けてきた拳銃ぶっぱのボンクラ警察！
『幼女誘拐だ！』
『不審人物だ！』
『事案だ！！！』
様々な言葉を投げつけられる中、怯えたように立ちすくむ少女を抱えて家までダッシュしたわけだが…
話の流れ的にも、見た感じからもAちゃんだよな…？
億が一他人だったら本当に事案だ。
「「「「「………。」」」」」
その話を伝えきったところで、ブラザー達の沈黙。
唯一十四松だけが、女の子の手を取ってリズミカルに手を遊ばせてやってる。
「えっ、じゃあ何？お前まだ名前も確認してないわけぇ？」
「うっ…そうだな。今まで全力疾走してきたんだ。訊くタイミングなんてなかった。」
「ほーんとポンコツ松兄さんなんだから。見てみなよ、この子。小学…2年生くらいじゃない？十分喋れるって！」
「え”っ？抱えられている間一言もしゃべらなかったぞ！？」
「前は小さくさせられても普通に会話してくれてたから…僕、なんか嫌な予感がするんだけど。カラ松。」
「フッ………俺もだ、チョロ松。」
「……まさか…記憶を失くしているとか……」
「そのネガティブは堪えるぜェ…一松…！！」
「あは。ねえねえ！！おーなーまーえーは？？？僕、十四松！」
俺たちの膝丈くらいの身長で、こちらに目線を上げる女の子。
「A…、です。」
「「「「「「………………。」」」」」」
なんか。
空気が凍る。
なんだか非常に嫌な予感がする…！
Aちゃんであるという確証が取れたのに、こんなに兄弟そろって嫌な予感を感じている。
「あの……」
名前以外は何も話さない彼女は震える声で、今度はこちらに質問を投げかけてきた。
「パパと、ママ…は…？ お兄ちゃんたち、誰…？」
「「「「「「―――！！！」」」」」」
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橋本アリィちゃん(プロフ) - コメント失礼します！とても面白かったです！今後とも応援しています！頑張って下さい！(*´ω｀*) (2022年2月15日 7時) (
レス) @page49 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶色 - ありがとうございます!ええと、夢主ちゃんの性格が180℃変わるという話を希望します！分かりにくくてすみません。 (2018年7月7日 15時) (レス) id: ca7402d5b0 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 抹茶色さん» 抹茶さんー！(*´ω｀)人(´ω｀*)ｵﾋｻｰ♪ですー！！全然良いですよ！ご要望に答えられれば良いのですが(*´∀｀)！ (2018年6月17日 20時) (レス) id: fcfadf5c37 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶色 - ちよさんちよさん!!お久しぶりです!なかなか来れなくてすみません。リクエスト大丈夫ですか？ (2018年6月10日 11時) (レス) id: 292d2f79c4 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - レイさん» レイさんコメントありがとうございます！すみません(笑 診断メーカーから抜粋した時自分でも「どうかな」と思ったんですけど内容も思いついたので中編集だし突き進みました(笑) たまには…？ レイさんも素敵な文章書けそうですよ(*ﾉωﾉ) (2018年2月6日 22時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2017年9月2日 23時
