六つ子会議3[六つ子] ページ6
何かを言ってしまえば自意識過剰になってしまう感じがして口を閉じる。
「あっは。赤くなってら！」
「趣味悪いよ。おそ松…兄さん。」
おそ松さんとチョロ松さんが話す横で、
「…。」
カラ松さんは何かを考えているようだった。
カラ松さんは気を使って話していると言葉に装飾が多いが、話す必要がないと取り立てて話す方ではない。
…ということに気づいたのは夏休み前半を一緒に過ごさせてもらった成果だ。
多分…機嫌が悪いとかじゃ、ないはず。
視線を送りすぎたのか、単にタイミングが良かったのか、カラ松さんと目が合った。
カラ松さんのことだ、自らどこかへ外出したいとかはないんだろうか…？
「そうだな、俺もどっちかと言えば、兄貴に賛成だぜ。」
「…ん？」
笑顔を返したつもりだが『どゆこと？』と、眉間にしわが入る。
「だよなー！！Aちゃんとはレンタル彼女で結構出かけたし！出かけてもいいけど、どっちかっつーといじりたいよね。」
ﾌｯ、と冗談めかして同意してくれればいいのに、カラ松さんは黙って頷く。
一瞬。ぞく、と。
表現しがたい感覚が背中を走った。
「え！何それずるい！！」
「黙れ末っ子ぉ！お前は髪を乾かすっていう大義名分手に入れたんだろ！？」
「ｯはぁ！？」
トド松さんの起立にお兄さん達3人が視線を向けて対抗する。
ちょ、皆さん落ち着いて…
「僕もAちゃんいじりたいっス！！」
「おー遊べ遊べ十四松！」
会議は踊る。
「いやちょっと待ってよ。これじゃあ"裏"六つ子会議と言ってる事変わんないよね！！？」
ちょっと待てとチョロ松さんが仕切り直しを図った直後。
ずっとその様子を見守っていた一松さんが一言…
「え…？おれはもう好き勝手にするけど…。」
「「「「「一番放たれたらダメな奴だ！！！」」」」」
ご兄弟の会話が合致したところで静寂が訪れた。
「な、なんか色々アウトな会議になっちゃったけど、進行はしてよ。トッティ。」
「あ”−−、なんかもぉ僕疲れてきちゃったんだけど…！でもこれは最後に確認しとかなきゃね。」
こほん、と咳ばらいを一つ。トド松さんがこちらに目線を送った。
「Aちゃん、こんなアホ共の話聞かせておいてなんなんだけど。Aちゃんは僕たちと夏休み中にしたいこととかない？大丈夫？」
「…皆さんとしたい事…。」
でもそう考えてみると、初めにおそ松さんが言っていた意味がわかったような気がする。
…彼らと特別な時を過ごしたいというよりは…
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ちよ(プロフ) - コウさん» コウさん…！(´；ω；`)逆に私がコウさんの温かみに触れさせてもらってます…！その言葉がとても救いです。本当にありがとうですっ。 (2016年9月16日 23時) (
レス) id: 1b8a8f3402 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ここに来ると、人の暖かさに触れられます。主人公ちゃん、頑張れ！ (2016年9月16日 22時) (レス) id: c9187033b8 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 山野さん» いつでも来てよ！！笑来てくれるの本当に嬉しいなぁ(n*´ω`*n)なんか青春臭くなっちゃったけどもう「夏休みだから！」で押し切ったすまんよｗまじか！！いっちは１章で！！？何それ嬉しすぎるね！！笑 あああありがとう！ (2016年9月11日 15時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - イラさん» からぴかっこよく書けてるかね！！(*ﾉωﾉ)ありがとうね…！いっちは私の中で可愛いわ●●いわでな。うんうん！！六つ子尊いよな…！！はぁぁ//イラちゃんありがとうね、日常生活も応援しとるからね…！ (2016年9月11日 14時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
山野 - あぁカラ松イケメンつら…っ！！この間もコメしたのに何度もごめんねっ、やばい…!青春した感じがするよwあっ、ちなみに私の推しはﾁｮﾛといっちだけど、ぶっちゃけいっちはちよちゃんの小説(1章だったかな…?の布団のところ)でめちゃ惚れましたw元から箱推しだけどね! (2016年9月11日 10時) (レス) id: 0b9a2524d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2016年8月11日 20時
