君の日常6 [チョロ松]【リク返】 ページ27
ふと目線を部屋に向けたためか、チョロ松さんが兄弟の不手際を発見する。
「一緒に片づけましょうか。笑」
「ごめん、頼めるかな。全く…こーゆー感じだから僕らはいつまでたってもニートのままなんだっての…あー！つら。」
私は服をたたみ、チョロ松さんは指定の場所へ物を戻していく。
チョロ松さんは大体いつ見ても、兄弟の事を案じていたり、みんなの先行きを案じているなぁ、と、何となくそう思った。
「チョロ松さんって、何だか、お母さんみたい。」
他意はない。
思った言葉がするりとこぼれ出た。
事実チョロ松さんは六つ子の制止役であり、話の路線を戻すのも、行き過ぎた行動を止めるのも彼だ。
チョロ松さんは一時停止してから呆れ顔で笑った。
「…そう？…でも別に僕はアイツらの"母親"になりたいなんて毛ほどにも思ってないんだけどね。」
「！…なりたいレベルかと思っていました。笑」
「まっさか！」
どーしてそう思うかなーと独り
少しの静寂。
「…Aちゃんの話を聞いた時ね。正直びっくりしたというか…。」
「…ええ。」
私が幼いという意味でも、親が死んでいたという意味でも、人によってそれぞれ驚くポイントがある話かもしれない。
「お母さんみたいって言うなら…しょーじき、Aちゃんだってそうだ。」
「えっ。」
「だって、下の兄弟をあんなに心配してさぁ。」
おそ松も見習ってほしいよ、と笑う。
「………。腰を折ってしまって申し訳ないけど…」
「そんなんじゃないです。」
「…！！」
「……って、言うんでしょ？わかるよ、なんとなく。でもさ、反発しながらもどこかで、妹さんや弟さんはAちゃんの事を大切だって思ってるんじゃないかな。」
「…ちょろまつさん…」
それは彼の心の音だろうか。
兄弟姉妹は、反発があってもどこかでプラスの感情があるんじゃないかって。
…私はそれを信じても、いいのかな…。
「親として振る舞わなきゃって、思うよね。あの体験をすれば。僕たちなら、もしかしたらおそ松兄さんがそうなっていたかもしれない。」
「彼は"強い"から、きっとならないと思います…けど。」
「…どうだろうね。まぁでも僕から伝えたいことは…とりあえず……」
「？」
照れ臭そうに彼は笑った。
「無理のない程度に、Aちゃんはもうちょっと僕たちを見習って。」
僕たちはAちゃんの爪の垢煎じて飲まなきゃねと、そう付け加えて。
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ちよ(プロフ) - コウさん» コウさん…！(´；ω；`)逆に私がコウさんの温かみに触れさせてもらってます…！その言葉がとても救いです。本当にありがとうですっ。 (2016年9月16日 23時) (
レス) id: 1b8a8f3402 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ここに来ると、人の暖かさに触れられます。主人公ちゃん、頑張れ！ (2016年9月16日 22時) (レス) id: c9187033b8 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 山野さん» いつでも来てよ！！笑来てくれるの本当に嬉しいなぁ(n*´ω`*n)なんか青春臭くなっちゃったけどもう「夏休みだから！」で押し切ったすまんよｗまじか！！いっちは１章で！！？何それ嬉しすぎるね！！笑 あああありがとう！ (2016年9月11日 15時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - イラさん» からぴかっこよく書けてるかね！！(*ﾉωﾉ)ありがとうね…！いっちは私の中で可愛いわ●●いわでな。うんうん！！六つ子尊いよな…！！はぁぁ//イラちゃんありがとうね、日常生活も応援しとるからね…！ (2016年9月11日 14時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
山野 - あぁカラ松イケメンつら…っ！！この間もコメしたのに何度もごめんねっ、やばい…!青春した感じがするよwあっ、ちなみに私の推しはﾁｮﾛといっちだけど、ぶっちゃけいっちはちよちゃんの小説(1章だったかな…?の布団のところ)でめちゃ惚れましたw元から箱推しだけどね! (2016年9月11日 10時) (レス) id: 0b9a2524d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2016年8月11日 20時
