君の日常 [チョロ松] ページ20
自然覚醒の朝。
おそらく部屋の明るさから言っていつもより遅めの起床だ。
まぁ、それでもまだ誰も起きてはいないんじゃないか、って。
何の気なしに部屋を見渡したのが間違いだった…
「………。///」
一気に顔の血流が集中したのが解る。
「…………。///………あ、」
見えるのは、チョロ松さんの細めの体躯が少し、と、着かけの緑色のチェックのシャツ。
正確に言えば完全に着替え中。
顔を真っ赤にして目を見開くチョロ松さんは慌ててこちらに手を振った。
「わわわ！ごめん僕部屋の外行くから」
「だだだ大丈夫！！！わた、私が外、行きますんで…！覗いてごめんなさい！///」
「ええ！？全然”覗き”じゃなかったよね！！？むしろ事故ってかねえちょっと！！！」
いたたまれなくて服を持って部屋を飛び出る。
後ろからチョロ松さんの声が飛んできた。
***
「本当にすみません…！///」
「いや、寝てるからいっか、って着替えちゃったの僕だから…！」
一階の居間。
食卓の反対側に座りぺこぺことお互いに謝った。
見ればチョロ松さんはいつも以上の困り眉。
非常に気まずいけど、でも、チョロ松さんと会話が弾むのは…純粋に嬉しい。
「なんかごめんね。よりにもよって僕と一緒にいてくれる日なのに。」
「いえ…！あ、そういえば今日はお出かけですか？私留守番しておいた方がいいんｄ…いいのかな。」
「…ん、それなんだけど…一緒に来てくれるのは嬉しいんだけど、さ。僕の話聞いてもらってもいい…かな。」
「…？」
気まずいのはあちらも同じようで、頬を人差し指で一掻き、チョロ松さんは笑った。
***
地下アイドルのライブ会場とやらに向けていざ進め。
二人で横断歩道を横断したところだ。
「ねえねえ！！！？マジで言ってんの！！？普通引くよね！！？」
「え？…いやぁ…？」
なんとも気の抜けた返事になってしまった。
ひええ煮え切らない返事！！！、とチョロ松さんが後ろから叫ぶ。
スマホのナビによれば、ライブ会場はもうすぐだ。
チョロ松さんに
『アイドルオタクなんて引くよね』と50秒くらいかけて説明されたけど、実際はそうでもない。
うちの学部にもアイドルファンはいたから、責める要素も特に、ない。
「私の周りにもいますから、アイドル好きな人。大丈夫ですよ、チョロ松さん。」
「………はぇ…。」
きょとん、とする彼はやっぱり可愛らしかった。
**
きらめくライト。
ﾜｧｧｱｱｱｱｱｱｱｱ!!!
ﾆｬｱｱｰｰｰｰﾁｬｰｰｰｰｰﾝ!!!!
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ちよ(プロフ) - コウさん» コウさん…！(´；ω；`)逆に私がコウさんの温かみに触れさせてもらってます…！その言葉がとても救いです。本当にありがとうですっ。 (2016年9月16日 23時) (
レス) id: 1b8a8f3402 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ここに来ると、人の暖かさに触れられます。主人公ちゃん、頑張れ！ (2016年9月16日 22時) (レス) id: c9187033b8 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 山野さん» いつでも来てよ！！笑来てくれるの本当に嬉しいなぁ(n*´ω`*n)なんか青春臭くなっちゃったけどもう「夏休みだから！」で押し切ったすまんよｗまじか！！いっちは１章で！！？何それ嬉しすぎるね！！笑 あああありがとう！ (2016年9月11日 15時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - イラさん» からぴかっこよく書けてるかね！！(*ﾉωﾉ)ありがとうね…！いっちは私の中で可愛いわ●●いわでな。うんうん！！六つ子尊いよな…！！はぁぁ//イラちゃんありがとうね、日常生活も応援しとるからね…！ (2016年9月11日 14時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
山野 - あぁカラ松イケメンつら…っ！！この間もコメしたのに何度もごめんねっ、やばい…!青春した感じがするよwあっ、ちなみに私の推しはﾁｮﾛといっちだけど、ぶっちゃけいっちはちよちゃんの小説(1章だったかな…?の布団のところ)でめちゃ惚れましたw元から箱推しだけどね! (2016年9月11日 10時) (レス) id: 0b9a2524d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2016年8月11日 20時
