アイツらの日常 [十四松][トド松] ページ18
Aちゃんが医療にいっからかな！？と袖に口を当てて笑う。
「ふふっ、私の性質と医療は特に関係ないですよ。」
「えーーーーっ！？そぉなのぉ！？へこみぃ…マッスルマッスルぅ！！かーらーのーーー…！！」
「え”。」
朝のデジャヴ。
『早く帰ろ！』と最高の笑顔を見せながら、さっと近寄った十四松さんに、
気づけば抱きかかえられていた。
「ターーーーーーーーーーーーーッチアーーーーーーーーーーーーーウっ！！！！！」
「ぎゃあああああ！！！！」
****
ﾌﾟｵｫｫｫｵ…
「あ〜、そんな事がねえ…だから髪の毛あんな感じで帰って来たんだ。十四松兄さんは元気だからねぇ。」
「あの元気さ、好きなんですけどね。」
「……やぁっぱ十四松兄さんは合コン受けするかなぁ。」
「はい？合コ…」
「いーややや！なんでもないっ♡ごめんっ♡」
もはや銭湯以外の日は日課となりつつあるこの行事。
初めの内は自分が乾かしていて、途中からトド松さんが乾かしてくれることも多かったけど。
最近はもはや私がドライヤーをもってトド松さんを覗きに行くのが日課になっている。
完全に躾けられた感。
でもこの時間が楽しくてしょうがないので、しょうがな、い…？
「明日はチョロ松兄さん？」
ドライヤーの音の狭間に聞こえる心地の良い甘い声。
「ですね。…そういえば昨日も今日も、皆さんに気を使わせてしまって。」
「なに言ってんのっ。近寄らないのは、僕らが僕らのためにやってることだから気にしないで？」
「そ、そうですか…？」
「そーだよ。」
熱風に舞う髪の隙間から、トド松さんを見る。
鏡越しに目が合えば、トド松さんは柔らかく微笑むのだった。
**
「はぁ？僕と十四松の隣でいいでしょ。明日は僕なんだから。」
「えーっ！！昨日もそうだったじゃん！！！ずりぃぞ自分ばっかり！！！」
「ちょっと！！Aちゃん子犬みたいな目でこっち見てるから！不毛な争いマジでやめて！？」
ぎゃいのぎゃいのと、割と日々にみられる喧嘩。
どうにも仲裁できそうにないなぁ、と悩んでいたところ。
ﾋﾟﾛﾝ。
「！」
携帯の通知に気づく。
……。
じゃれあう六つ子さんたちを傍目に、そっと寝室を出た。
**
暗い廊下でそっとスマホを見る。
ともAちゃーん!
遅くにごめんねこんばんはっ!
研究室の速報だよ。といっても友達から聞いたものだけど…。
どうやら悪性腫瘍学の研究室、つまり”がん”の研究室は『動物実験』があるらしいのね。
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ちよ(プロフ) - コウさん» コウさん…！(´；ω；`)逆に私がコウさんの温かみに触れさせてもらってます…！その言葉がとても救いです。本当にありがとうですっ。 (2016年9月16日 23時) (
レス) id: 1b8a8f3402 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ここに来ると、人の暖かさに触れられます。主人公ちゃん、頑張れ！ (2016年9月16日 22時) (レス) id: c9187033b8 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 山野さん» いつでも来てよ！！笑来てくれるの本当に嬉しいなぁ(n*´ω`*n)なんか青春臭くなっちゃったけどもう「夏休みだから！」で押し切ったすまんよｗまじか！！いっちは１章で！！？何それ嬉しすぎるね！！笑 あああありがとう！ (2016年9月11日 15時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - イラさん» からぴかっこよく書けてるかね！！(*ﾉωﾉ)ありがとうね…！いっちは私の中で可愛いわ●●いわでな。うんうん！！六つ子尊いよな…！！はぁぁ//イラちゃんありがとうね、日常生活も応援しとるからね…！ (2016年9月11日 14時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
山野 - あぁカラ松イケメンつら…っ！！この間もコメしたのに何度もごめんねっ、やばい…!青春した感じがするよwあっ、ちなみに私の推しはﾁｮﾛといっちだけど、ぶっちゃけいっちはちよちゃんの小説(1章だったかな…?の布団のところ)でめちゃ惚れましたw元から箱推しだけどね! (2016年9月11日 10時) (レス) id: 0b9a2524d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2016年8月11日 20時
