君の日常2 [十四松] ページ15
「え…？うわっ…！///」
「おっはよ！！！Aちゃん！！！」
寝ようとしたが、その思惑は体が浮いた感覚で消し飛んでしまった。
ついさっきまで素振りしていたはずの十四松さんが私を抱き上げている。
運動したてだからだろう、その腕に触れて解る体温の高さ。
「もう朝だから！！外行ってぱふぇたべよ！んで遊ぼ！！行こ！！！！！！」
「え、え、はい…！あの、準備っしていいです…きゃ…！？」
そうと決まれば！とでもいうように十四松さんはそのまま寝室を出てしまった。
****
「行くの嫌なんて言わないから…普通について行きますから…」
「ごめんなさインコース！！！」
「謝らなくてもいいでｓ…いいのよ。」
頭を揉みながらそう伝える。まさか寝巻のまま数分外出する日がくるとは…思わなかった。
準備させてとは言っても、髪をくくり、外着に着替えただけだけど。
まぁ、なんだかんだで私たちは約束通り、とあるカフェにいる。
机の上には”パフェ”の広告。
もしかしたら十四松さんの推しの店なのかもしれなかった。
ここに来るまでにぶらつきながら店を選んでいたので時間はもう昼前。
時間帯に似合った落ち着きで、人はまばらだった。
「んーっとね、俺チョコレートパフェ！！Aちゃんはぁ？」
「紅茶パフェ捨てがたい…」
「おお！大人…！」
「おとな…ですか？笑」
おしゃれなメニューを一緒に眺める。
もちろん、見るのはスイーツコーナーだ。
「…おなかすいたね。笑」
「そっすね！！！///おなかすいたぁ！！」
おやつのためだけに朝食を抜いたので当然だけど、こんな感情共有も悪くないよね。
****
「朝…」
「ん？？？」
美味しいパフェである程度おなかと心が満たされたところで、なんとなく質問。
訊いていいのかなとも思いながらも、満腹でできた心の隙間から好奇心。
まだ半分程残るパフェをつつきながら訊いてみた。
「朝…誰か振り回してませんでしｔ」
「ああ！一松兄さん！？」
「あっ………」
あれやっぱり一松さんだったんだ…！
― 一松兄さんはドMだし ―
と言ってたのをちらりと思い出す。
あまり信じていなかったけど、とても嫌がっている風でもなかったしなぁ。
でも一松さんは…
― 面白いよね。―
― 猫みたい。―
― 反応が。―
彼はちょっとSっぽいところもあると思うんだけど…。
「一松兄さんはね！ドMなところあるから！！んでもって優しいから！僕の素振りに付き合ってくれんの！！」
「……なるほ…ど。」
君の日常3 [十四松]→←君の日常 [十四松][カラ松] ※一部文章付け足しました！
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ちよ(プロフ) - コウさん» コウさん…！(´；ω；`)逆に私がコウさんの温かみに触れさせてもらってます…！その言葉がとても救いです。本当にありがとうですっ。 (2016年9月16日 23時) (
レス) id: 1b8a8f3402 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ここに来ると、人の暖かさに触れられます。主人公ちゃん、頑張れ！ (2016年9月16日 22時) (レス) id: c9187033b8 (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - 山野さん» いつでも来てよ！！笑来てくれるの本当に嬉しいなぁ(n*´ω`*n)なんか青春臭くなっちゃったけどもう「夏休みだから！」で押し切ったすまんよｗまじか！！いっちは１章で！！？何それ嬉しすぎるね！！笑 あああありがとう！ (2016年9月11日 15時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
ちよ(プロフ) - イラさん» からぴかっこよく書けてるかね！！(*ﾉωﾉ)ありがとうね…！いっちは私の中で可愛いわ●●いわでな。うんうん！！六つ子尊いよな…！！はぁぁ//イラちゃんありがとうね、日常生活も応援しとるからね…！ (2016年9月11日 14時) (レス) id: a6e972599e (このIDを非表示/違反報告)
山野 - あぁカラ松イケメンつら…っ！！この間もコメしたのに何度もごめんねっ、やばい…!青春した感じがするよwあっ、ちなみに私の推しはﾁｮﾛといっちだけど、ぶっちゃけいっちはちよちゃんの小説(1章だったかな…?の布団のところ)でめちゃ惚れましたw元から箱推しだけどね! (2016年9月11日 10時) (レス) id: 0b9a2524d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちよ | 作成日時：2016年8月11日 20時
