命令32回目 ページ34
A視点
するとオスマンさんは、おまけにつけてもらえたマドレーヌをつまみ、僕の方へ近づけてきた。
os「はい、あーん」
『えっ？あ、あーん……んぐっ！？』
訳も分からずとりあえず口を大きく開けると、マドレーヌが僕の口に突っ込まれた。
口の中に甘い香りが広がる。
すると、オスマンさんは僕の両手を固定し、腰に手を回してあごくいとやらをしてきた。
くわえたままのマドレーヌが落ちそうになってるのを、オスマンさんが人差し指で支える。
『おすまんひゃ…ん……！？』
os「んふ…wwなぁ、A。俺のこと、マンちゃんって呼んでや？」
いつもは細く、閉じられたままの目が少し開かれて、僕を試すような目をしている。
僕は口だけで器用にマドレーヌを口の中に入れて飲み込むと、また、いつもの言葉を続けた。
『はい！仰せのままに。マンちゃん！』
オスマンさんは大きく目を見開いたかと思えば、すぐにいつもの糸目になりにやぁっと笑った。
あ、…そのままの勢いで幹部様を馴れ馴れしく呼んでしまった…
い、嫌じゃなかったかな……？
というか、近い…………
腰にしっかりと腕が巻き付いているので、どうやっても離すことができない。
os「…んふふーwwかわいいわぁ、そこら辺の女の子より可愛い」
オスマンさんはそう言うと、突然僕の額に顔を近づけてそっとキスをした。
びくっ！と体を震わせ、顔が熱くなるのを感じる。
オスマンさんはそれとは逆に、余裕そうないつもの笑みを浮かべていた。
『お、オスマンさ………！』
os「マンちゃん、やろ？」
『うっ…！ま、マンちゃん…い、意地悪しないでくださいよ……！』
os「可愛いから意地悪したくなっちゃうめう〜♡」
マンちゃんは僕の頭を撫でて、また可愛いという言葉を連呼する。
流石に恥ずかしくなって、何も言わず僕はその場を飛び出してしまった。
今日は朝から、幹部様たちに振り回されてばっかりだ。
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りす(プロフ) - お、終わりですか…？Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ。主様のこと応援しております！頑張ってください〜！ (9月12日 7時) (
レス) @page50 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
若草翠 - 神様仏様こなた様｡応援してます！無理せず頑張ってください！ (2022年5月3日 6時) (レス) @page49 id: 4cbe8909de (このIDを非表示/違反報告)
わんわん - うわぁ･･･！ジブンからは考えられん程に文才が･･･！し、ししょーと呼ばせてください！あ、この作品、スッゴいすきです。更新、頑張ってください！ (2022年1月7日 4時) (レス) @page48 id: a75dcadb5e (このIDを非表示/違反報告)
ゲスぱんダ - 、、、、犬飼いたいな、、('∀')グヘへ (2021年8月17日 17時) (レス) id: f7c4abf0c2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し1445号(プロフ) - あっ...好き (2021年5月10日 3時) (レス) id: 95ac20fde1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こなた | 作成日時：2020年4月15日 4時
