23 ページ24
坂田さんとはあれ以来、会わないまま1週間が過ぎた。
焼肉屋さん以来、坂田さんに会っていないのだが、私は今日坂田さんにあるお願いをしようと思う。
坂田さんに電話をかける。
ﾌﾟﾙﾙﾙ
ｶﾞﾁｬ
さ「A？」
A「さ、坂田さん…」
さ「おう、どうしたん」
坂田さんは私に気を使っているのか焼肉屋さんであった事を話そうとしない。
A「話したい事があるので…い、今から会えますか」
さ「ええよー」
「ではいつものカフェで」と、坂田さんと待ち合わせをした。
**
A「あ、坂田さん…」
私が行くと坂田さんはすでにいた。
さ「ん、A。話したい事ってなんなん？」
席に座って飲み物を頼む。
A「まず、焼肉屋さんでは、本当にごめんなさい。実は…お、襲われかけてました。」
さ「はぁぁぁぁぁぁ！？」
坂田さんの大きな声で店内にいる人達がこっちを見る。
A「さ、坂田さん！落ち着いて！！」
さ「いや落ち着けられるわけないやろ！？何されたん！？」
A「焼肉屋さんで起こった事とは関係ないんですけど…実は…暴力の他に、昔性的な事もさせられました」
さ「はぁぁぁぁぁ！！？？」
またしても坂田さんの大きな声で全員がこっちを見る。
A「あ、え…だ、だから坂田さん落ち着いて下さい！」
さ「いや、だから落ち着けるわけないやろ！！！？？」
A「で、昔の事を思い出して怖くなったので…本当にごめんなさい」
さ「僕に言ってなかったのはちょっと驚いたけど、こっちもごめんな。気づいてあげられなくて」
A「い、いいえ！とんでもないです…！！あ、あともうひとつお願いが」
さ「もう怖いわww」
これは焼肉屋さんの事件があってから私が1人で考えた事。
A「坂田さん、前に楽屋招待するって言ってたじゃないですか」
さ「そーいえば言ったなぁ…」
A「私を楽屋招待して下さい」
さ「ええよ〜！…え？」
A「このトラウマを早く治したいんです、だから…坂田さんを信じてみようって」
さ「…それ本気で言ってるん？」
A「はい、本気です」
さ「…どうしても、辛かったら僕かまふに言ってや」
A「あ、ありがとうございます」
さ「僕のメンバー皆いい人だから…ね」
A「坂田さんのメンバーを信じます。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 104人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふとん(プロフ) - こち@東風さん» わぁぁ、コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2018年8月18日 13時) (
レス) id: 2b4dea4324 (このIDを非表示/違反報告)
こち@東風 - 更新楽しみにしてます！無理のないように頑張ってください！ (2018年8月18日 11時) (レス) id: 0d8135d24d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふとん | 作成日時：2018年8月10日 19時
