彼女がコラボをしない理由【歌い手】

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ま「昼から贅沢って、申し訳ない気がする…」




さ「そうは言いながらもめっちゃ食べてるやんけ！！」



ま「焼肉に罪はない！あ、Aさんお肉どーぞ」




A「あ、ありがとうございます」




焼肉屋さんに無事に着いて、一番高いコースで贅沢してます。






さ「あ、ヤベ…。またたくさん食べてもうた。うらさんに怒られる〜」




ま「うらたさん？」




さ「そうなんやって、もうすぐライブ始まるねん」




ま「あー、もうすぐかぁ」



うらたさん？ライブ？


私には理解が難しい言葉だ。



多分、うらたさん？は名前だ。




ライブ？は…、ライブかな。






さ「あ、Aも楽屋招待するで！？」



いきなり私に話をふってきたのでびっくりした。




A「ら、ライブですか…？」




さ「そうそう、まふも来るで！」



A「…いえ、やめときます」




さ「えぇ〜、なんでー」


私が断ると坂田さんはしょぼーんとする。




ま「Aさんにも事情があるからねっ！」




さ「…そうやもんな。少しずつ、僕と治していこな」




A「わ、私が悪いんで坂田さん何も悪くないです…！！」




ま「Aさん…」






A「なんですか？」





まふまふさんの独り言だったのか分からないけどとりあえず、返事をした。





ま「え！？な、何でもないです…！！」




A「え、ああそうですか」






さ「よし、僕Twitterのせるわ」





そう言って坂田さんは鞄の中からゴソゴソとスマホを取り出す。






さ「はい、ピースして〜」




私もおずおずと手を出す。



ｶｼｬ




さ「お、まぁまぁいい感じやで」




ま「わぁ、Aさん手首ほっそ…」




坂田さんの撮った写真を見て2人が感想を言ってる…。




A「痩せたんです。7kgほど」




ま「え…」




さ「…」



A「これでも4kg太ったんですけどね…」




ま「ご、ごめんなさい」




A「え、なんで謝るんですか？」




ま「Aさんに辛い思いをさせてしまったと思って…」



A「いいんです、」


**

Aさんの最初の体重は45kg、暴力を受けてから38kgに減り、今は42kgとさせていただきます。

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