10 郁人side ページ10
郁人side
寝室へ行きベッドに入る。
誰かと話すAの声がする。
耳を立てて話を聞く。
相手は藤ヶ谷…?
いつ連絡先を交換したんだ!?
………!?!?会う約束してる。
兄を差し置いて藤ヶ谷と遊ぶのか!!!
えーなになに…
2月20日17時 銀座待ち合わせ。
2月20日17時。うん。空いてる。
そして2月20日。
Aは凄くおしゃれをして仕事へ行った。
16時頃から社員口を見張る。
五関「何でわざわざ見張るんだよ」
郁人「声がでかい!!」
五関「妹見張る兄ってどうなの?兄妹じゃなかったらストーカーだよ」
郁人「出てきた!」
Aが社員口から出てきた。
五関とバレないように後を追う。
Aは電車に乗り新橋で乗り換え着いたのはお台場。
前を歩いていたAがいきなり走り出した。
走っている先には外灯の下に立ってる男。
五関「あれ藤ヶ谷じゃん。」
郁人「うん」
Aは藤ヶ谷に話しかけてなにか話している。
そして二人で歩き出す。
どこ行くんだろう。
とにかく着いていく。
お店に入り楽しそうにご飯食べている。
五関「睨まないの(笑)」
郁人「別に睨んでねーよ。」
クスクスと笑っている。
ご飯を終えてお店を出る二人を追いかける。
そのまま観覧車へ。
五関「乗る?どうする?」
郁人「高いところダメ。無理…。怖い…。」
五関「かわいい妹のAちゃんの為でも無理なんだ(笑)」
二人で待つ。
五関「まず二人はお互いのこと意識してるの?」
郁人「分からない。」
五関「どこのどいつか分からないやつに持っていかれるより気の知れたヤツの方が良くない?」
郁人「……………。」
五関の言っていることも確かにあっている。
でもお兄ちゃんとしては凄く複雑…。
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時