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部屋を出てお手洗いに入った。
手を洗うためにポケットを漁るとタオルとペンと付箋が入っていた。
あ、これならバレないんじゃない…?
LINEのIDを付箋に書いて部屋に戻った。
盛り上がっている3人をよそにテーブルの下でゴゾゴソ…。
バレンタインのチョコを袋に移し代える。
そして1つに付箋を貼った。
北山「そろそろ帰るか!!」
お会計を済ませに行った北山さん。
お兄ちゃんも藤ヶ谷さんも帰る仕度を始める。
『藤ヶ谷さん、お兄ちゃんがうるさいのでこれ受け取ってもらえますか?』
さっき移し代えたチョコを渡した。
藤ヶ谷「いいの?」
『はい。』
郁人「それって俺のバレンタインじゃないよね…?」
『違うよ。お兄ちゃんのコレ!!』
お兄ちゃんに押し付けた。
その光景を見て藤ヶ谷さんは笑っている。
北山さんが戻ってきて解散した。
お兄ちゃんと家に帰り順番にお風呂に入る。
そしてリビングでスマホを握り締めて連絡を待つ。
「まさか助けてくれたのが藤ヶ谷だったんだね」
『うん!まさかジャニーズの人だとは思わなかった!』
「明日早いから寝る!Aは明日休み?」
『休み!お兄ちゃんおやすみー!』
お兄ちゃんは寝室へ入っていった。
その直後、スマホが鳴った。
なんだ…お知らせかぁ…。
ガッカリしてスマホをテーブルの上に置き寝転がった。
このまま居眠りしてしまった。
そしてまたスマホが鳴り目が覚めた。
太輔今日会えて良かった。これからよろしくね!
Aこちらこそ会えて良かったです!このような形で連絡先を渡すことになってしまい申し訳ありません…。これからよろしくお願いします!
ついに待っていた連絡が来た。
すぐに返信した。
太輔郁人と一緒に住んでるんでしょ?もう寝た?電話しても平気かな?
Aもう寝ました。
送信するとすぐに電話が来た。
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時