46 藤ヶ谷side ページ46
藤ヶ谷side
帰宅中にふと思い出した。
藤ヶ谷「あそこにあるブルーレイって郁人のやつ?」
テレビ台の棚にずらっと並んだディズニー作品のブルーレイに視線を送った。
郁人「Aのやつだよ。」
藤ヶ谷「そうなんだ!」
郁人「実家のAの部屋はモフモフファミリーたくさんいる。」
藤ヶ谷「モフモフファミリーってなんだよ(笑)」
郁人「ダッフィーとダフィ子とジェラートなんちゃらとステラなんちゃら…。」
藤ヶ谷「ダフィ子じゃなくてシェリーメイだから」
郁人「そう、それ‼」
藤ヶ谷「ジェラトーニとステラ・ルーね。」
郁人「ひっくるめてモフモフファミリーで良いじゃん!」
Aちゃんモフモフファミリー好きなのかな?
そういう話したことない。
今度聞いてみよ。
Aちゃんと会うまでの間、暇さえあればスマホで旅行サイトを見たり、旅行会社でもらってきたパンフレットを見て過ごした。
木曜日、いつも通りAちゃんのところへ行く。
招き入れてもらいリビングへ行きソファーに座ると視界に入った一時停止されているテレビの画面。
藤ヶ谷「トイ・ストーリー観てたの?」
キッチンにいるAちゃんに声をかけた
『うん!トイ・ストーリーの物語が好きで…』
藤ヶ谷「そうなんだ!モフモフファミリーも好きなんでしょ?」
『太ちゃんもお兄ちゃんみたいなこと言うね(笑)』
藤ヶ谷「郁人が言ってたから通じるかな?と思って」
『モフモフファミリーも好きだよ!』
藤ヶ谷「そうなんだ。ハグしたくなるよね!」
『うん!』
コップを二つテーブルに置き俺の隣に座った。
『太ちゃんどこ行きたいか考えた?』
テーブルの上に山積みになっている旅行のパンフレット
藤ヶ谷「Aちゃんは考えた?」
『うん!』
藤ヶ谷「じゃあ、一緒に言う?」
『いいよ!』
「『せーの………』」
.
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時