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まさか目の前に太ちゃん。
ペンライトも団扇も振らずにただ見つめる。
一生分太ちゃんを見つめるぐらい太ちゃんを見つめた。
太ちゃんも私のことを見てる?
そして、最後は目があった状態で「愛してるよ」と歌った。
歌い終わると白い羽が太ちゃんを隠すように舞い次にステージが見えたときには太ちゃんはそこにいなかった。
コンサート中なのにも関わらず脳内お花畑状態。
そしてなんとなくお花畑状態が落ち着いたと思ったら
なぜかこちらに向かって歩いてくる太ちゃん。
目の前で立ち止まり最高の笑顔で差し出されたボール。
それを受け取ると満足そうな顔を一瞬してハイタッチをしながらメインステージへ向かって歩いていった。

コンサートが終わりボールを握りしめたまま座った。
片付けをする訳でもなくぼーっとする。

スタッフ「お待たせしました。」

その声で我に戻った。
回りを見るとほとんどのお客さんが退場ゲートへ向かっていた。

急いで荷物を持ってそのスタッフに着いていった。

郁人「荷物ぐらいバッグに入れろよ!」
いきなりお兄ちゃんが現れた。
指摘された通りペンライトもなぜか持っている銀テープもボールも持ったまま。

お兄ちゃんにバッグを奪い取られてバッグの口を広げてくれた。
ペンライトと銀テープをバッグの中に入れた。

「Aちゃん!」
そう呼ばれて振り返るとそこには太ちゃんが居た。

『太ちゃん!!!』
太ちゃんに思いっきり抱きついた。

藤ヶ谷「うわっ!!」
そう言いながらも笑顔で抱きしめてくれる。

北山「よっ!」

『北山さん!!!』

宮田「ガヤさん、その抱きついている美女は誰?」

藤ヶ谷「郁人の妹。」

二階堂「ウソだ!俺は信じない!」

千賀「俺も信じない!」

『はじめまして。河合Aです』

玉森「近くで見ると余計に可愛いね!」

『………???』

北山、千賀、宮田、横尾、二階堂、郁人「???」

玉森「実は遠くからAちゃんのこと見たことあったの。」

郁人「そろそろ帰ろうか。」

『うん。』

藤ヶ谷「じゃあまた連絡するね。」

『うん。』

お兄ちゃんと一緒に帰宅した。




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設定タグ:河合郁人 , Kis-My-Ft2 , 藤ヶ谷太輔   
作品ジャンル:タレント
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時

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