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太ちゃんと一緒にミュージックビデオを観る。
やっぱりキラキラしてる。
チラッと下から太ちゃんを観ると目があった。
藤ヶ谷「ん?」
『………。会えない間にこれ撮ってたの?』
本当はかっこいいね!って言いたいけれど恥ずかしくて言えない。
藤ヶ谷「そうだよ!」
ミュージックビデオの後にはまさかの続きがあった。
それは…各自メンバーがプロデュースしてカメラ相手に胸きゅん台詞を言うというものだった。
藤ヶ谷「停めよっか!」
なぜか慌てている太ちゃん。
『ヤダ!観る!』
そして後悔した。
いくらカメラマンが相手でも嫉妬しちゃう…。
藤ヶ谷「おーい、Aちゃーん」
『……………。』
聞こえてるけれど無視。
太ちゃんはソファから降りてぴたっと体を密着させた。
後ろから抱きしめられる。
藤ヶ谷「なに怒ってるの?」
『………別に怒ってないもん。』
藤ヶ谷「じゃあヤキモチですか?(笑)この時カメラマンはおじさんだったんだよなぁ〜(笑)」
『そうなの!?』
藤ヶ谷「そうだよ!」
『なーんだ!!』
藤ヶ谷「やっぱりヤキモチだったんだ(笑)」
クスクスと笑われた。
『太ちゃん…?』
藤ヶ谷「んー?」
『またお出掛けしたいなぁ!』
藤ヶ谷「どこ行く?」
『海外とか…?でも太ちゃん忙しくて無理だよね?』
藤ヶ谷「ツアー終われば行けるかな?でも期待しないでね?」
後ろから顔を覗き込まれた。
『期待せずに待ってる!』
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時