37 藤ヶ谷side ページ37
藤ヶ谷side
休憩時間に楽屋から出て自動販売機やテーブル、喫煙所のあるスペースで壁に寄りかかりAちゃんに電話をした。
太ちゃん呼びから藤ヶ谷さん呼びに戻っていた。
藤ヶ谷「じゃあさ、だんだん慣らしていって最後は太輔って呼んでほしい。」
『呼べるように頑張ります。』
藤ヶ谷「頑張ってください(笑)」
千賀「ガヤさん休憩終わりだって」
スマホを耳にあてたまま頷く。
藤ヶ谷「休憩終わりだからまた、電話するね。」
『うん。じゃあ、仕事…頑張ってね?』
藤ヶ谷「うん。ありがとう」
スマホを持ってスペースを出ると千賀がいた。
千賀「Aちゃん?」
藤ヶ谷「うん」
千賀「寂しいとかそういうやつ?」
藤ヶ谷「いや、そう言うのじゃないよ。」
仕事に戻った。
1週間ぐらいしてなんとなく仕事が落ち着いた。
今日はAちゃんとデート
チャイムを押すと…
『お待ちしてました。』
Aちゃんが出てきた。
藤ヶ谷「お邪魔します」
靴を脱いで上がった。
そしてリビングへ行くとAちゃんはキッチンでコーヒーを淹れていた。
そっと近づき後ろからぎゅっと抱き肩に顎をのせた。
顔を真っ赤にするAちゃん。
藤ヶ谷「忙しくてごめんね…寂しかったよね?」
『ちょっとだけね。でも大丈夫だよ?お兄ちゃん見てたから忙しいのは分かってるから…。』
藤ヶ谷「うん。ありがとう」
『リビング行こう?』
藤ヶ谷「うん。持つよ」
トレーを持ってリビングへ。
そして隣同士で座った。
あ、そうだった。会えない間にしていた仕事…
ミュージックビデオのサンプル貰ったんだ…。
藤ヶ谷「実はさぁ、会えない間に夏に発売されるアルバム曲のミュージックビデオ撮ってたんだ。サンプルだけど観る?」
『観る!!!!』
Aちゃんにディスクを渡すとレコーダーに入れた。
戻ってきて俺の足元に座る。
そしてテレビから流れる映像と音楽。
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時