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今日、夕飯自分で作れって言われたけどお兄ちゃん帰ってくるの遅すぎ…。
リビングの絨毯の上に寝転がってお兄ちゃんが貰ってきたアイドル誌を読んでいると…。
郁人「ただいま」
お兄ちゃんが帰ってきた。
アイドル誌に目を向けたまま
『おかえり』と言う。
郁人「寛ぎすぎ(笑)見てやってよ!この寛ぎすぎ具合(笑)」
藤ヶ谷「こんばんは(笑)」
声がした瞬間急いで起き上がった。
『ふ、藤ヶ谷さん!!』
誰に見てやってよ!って言ったのかと思ったらまさかの藤ヶ谷さん!!
お兄ちゃんは笑いながらキッチンへ行ってしまった。
藤ヶ谷「誰のページ見てたの?」
急いで雑誌を閉じようとしたら藤ヶ谷さんの方が前に雑誌に手が届いた。
藤ヶ谷「あ、郁人のページ…」
郁人「まぁ、妹も認めるイケメンだから(笑)」
『私が見てたのはその隣のページ…』
藤ヶ谷「はっしー?」
『うん…』
藤ヶ谷「ちょっと妬ける。」
お兄ちゃんが珈琲の入ったカップをテーブルに置いた。
そしてソファーに座った。
郁人「A?」
『ん?(笑)お兄ちゃん足短っ(笑)』
藤ヶ谷「(笑)」
藤ヶ谷さんは大爆笑してる。
郁人「普通だから!これから真剣な話をしようとしている時に!!」
『真剣な話をどうぞ!』
郁人「Aがふざけたこと言ったから言うのやめた!」
『えー!!!!教えてよー!!!』
藤ヶ谷さんとお兄ちゃんが座っているソファーに無理矢理座ってお兄ちゃんをゆさゆさと揺すった。
郁人「狭いだろ!」
『退くから教えて!』
郁人「藤ヶ谷と付き合ってもいいよ。Aが心配するほど俺と藤ヶ谷の友情はもろくないから。」
『本当に…?今まであれだけ邪魔してきたのに…?』
郁人「うん。」
『お兄ちゃんありがとう!!!』
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時