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郁人side
良い匂いする…。
これはフレンチトーストかな…?
美味しそう♡
夢にしては匂いがリアルだなぁ。
目を覚まして起き上がる。
現実だ!誰が来てるんだ?
リビングへ続くドアを開けると!?!?
部屋の中に昨日の夜には無かったゴミ袋がたくさん。
そして女性ものの服がたくさん干してある…。
これは何事!?
『あ、お兄ちゃんおはよう!』
リビングへ行くと俺のかわいい妹のAが居た。
フレンチトーストがのったお皿を2皿持ってリビングに来てテーブルにお皿を置いて座った。
郁人「A!?なにしてるの!?」
『ご飯作ってたの。』
郁人「なんでこんな時間から!?」
『今日からとうぶんお世話になります』
郁人「どうした?ひとり暮し始めたんでしょ?」
『始めたよ?それが上の階から水漏れして目が覚めたら部屋ビショビショ…。住める気がしない…。他の部屋契約しようとしたんだけど職場から45分とかで無理!ってなって…。今日からお世話になります♡』
郁人「普通、水漏れしてたら上の階の人気がつくでしょ!」
『上の階の人海外に出張中らしい…。朝ごはんいらないの?冷めちゃうよ?』
のんきにフレンチトーストを食べているA。
郁人「住んでも良いけど門限21時な。」
『はやっ!もう子供じゃないんだけど!』
郁人「俺、夕飯作るから朝食頼んだ!」
『え…?7時に出来るので良ければ…。』
郁人「いいよ。」
俺もAの向かい側に座りフレンチトーストを食べ始める。
郁人「で、このゴミ袋は?」
『濡れたバッグとか服とか…。必要なもの。』
ご飯を終えて洗い物をしてゴミ袋からバッグを出す。
濡れているのを拭き陰干し…。
『お兄ちゃん休みなの?』
「休みじゃなければこんなことやらねぇーよ。Aは休み?」
『休み!』
.
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作者名:197561549 | 作成日時:2018年3月16日 0時