【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

ラブはない ページ43

あ「ラブコメとは」

ルイ「アンケートでラブコメになったのに要素ないな」

あ「アンケートとかメタ発言止めてくれませんか」

ルイ「すまない」

あ「コメディーとか分からねぇよ」

ルイ「俺らの存在がコメディーだよな 」

あ「間違いない」

ルイ「もっと某妖怪アパートのような刺激が欲しいよな」

あ「だから メタ発言やめろ」

体育館の入口のちょっとした階段に座り、ヨーグルトをすする

あ「あれだよな、学園といえば こう不良とかがいてさ」

ルイ「リーダー的な奴同士の抗争とかな」

『そのリーダー格はオマンら二人やろうな』

あ「まぁ、たしかにそれも言えてる」

ルイ「あとは保健室の先生とイケナイ授業とか」

鶴「あら、アタシと授業する？」

あ「却下、ていうか しれっと二人とも出てきてるし」

鶴「なんか面白いことないかしらと思ってたらここに来たのよ」

『俺はいつでもAの横におんで』

あ「離れろストーカー」

『おま、ちょ、父親に向かってストーカーって、』

ルイ「ざまぁねぇな」

『鳥頭は黙っとき』

ルイ「ほぉ？やるか？｣

『上等や』

あ「やらんでいい」

鶴「深刻なネタ不足ね」

あ「まず、ラブってなんだよ。誰が誰にラブすればいいんだよ」

ルイ「なんだ そんなの俺とお前に決まっているだろう」

あ「決まってない」

『せやで、お父さんが認めん』

あ「なんか、こう 都合よく俺の好きなタイプ現れないかな」

ルイ「そんな適当でいいのかよ、と言うか好きなタイプとかあるんだな」

『いやでも、あまりにもネタがない小説やからな』

鶴「意外とひょこっと現れるかもね」

4人で空を見上げる

青く澄み渡った空が広がる

雲一つない快晴

そして響き渡るチャイム

今日も 何もない

最近俺を襲ってくる妖怪もいない

すごく平和だ

平和すぎて話が進まないけどな

あ「教室に戻るか」

ルイ「そうだな」

『俺も暇やし寝よ』

鶴「アタシも保健室で寝てくるわぁ」

ルイ「働けよ」

ワイワイとその場を立ち去る俺たち

その様子を見る怪しい黒い影がいるのも知らずに､､､

好きじゃない→←本編じゃない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す