【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

コレジャナイ ページ21

鶴「あら、すごくこの子軽いじゃないの、ちょっとちゃんと食べさせてるの!お世話係!!」

ル「食べさせても増えない体重なんだよ
あと Aを返せ」

鶴「嫌よ！取り戻したかったら私のお屋敷に来なさ〜い!!オーッホッホッ」

ボンッという音と共に煙がまかれた

煙が消える頃には鶴羽の姿はなかった

ル「いや お前のお屋敷知らないんだけど」

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ル「とりあえず 東屋町についたけど…どう見てもこれだよな」

のどかな町並みには似合わない異彩を放った建物

ル「オカマ趣味悪いな。とりあえず、中入るか」

扉を開くと ボードが置かれていた

:Aの好きなものを答えなさい:

ル「なにこれ」

「出される質問に答えなければ Aくんのことは返さないわ〜!!」

スピーカー越しに声が聞こえる

ル「えぇ、なにこれ思ってた感じとちがう。」

戦闘するん感じかと思ったのに

ル「まぁ、いいや あいつの好きなものだろ
狐だし 油揚げだな 母親も好きだったし」

鶴「だって、正解は?Aくん」

あ「俺別に油揚げ好きじゃないんだけど」

ル「いや、お前 意識戻ったならそいつぶっ飛ばして戻ってこい」

あ「縛られてて力が発揮できないよー ルイ助けてー」

鶴「可哀想なAくん！」

ル「可哀想にしてるのあんただろ！」

鶴「うるさいわね！とりあえず 不正解だから罰ゲームよ!!そこで Aくんいいところを10個言いなさい！」

ル「えぇ、めんどくさ」

あ「早くいえよー」

ル「お前元気だろ 助けないぞ」

あ「かっこいいルイくん助けてー！」

ル「まず Aのいい所なんて10個言える程ない！」

あ「あれ、どうしよ 自然と涙が出る」

鶴「ちょっと何泣かせてるのよ！いいから早くいなさい」

ル「えぇ、 じゃあ妖力くれる、式神が使える、意外と強い、地味にかっこいい､､あ「いや 内面は！？」えぇ、…バカ？」

あ「いい所じゃねぇよ！」

鶴「まだ5個しか出てないわよ」

ル「くそ、もう何も思いつかねぇ」

あ「心の何かをえぐり取られた気分だ」

ル「うるさいな、やっぱ元気だろ」

あ「とある1名のせいで 精神的にダメージくらってる」

ル「はいはい、いいところ言えばいいんだろ、えぇ 可愛げはないけどある 料理ができる、家庭的、努力家、､､､えーと 家族思い？」

鶴「仕方がないわね、それで許してあげる」

あ「あれ、バカ入れないと10個じゃないよね？バカも褒め言葉に入れたの？」

鶴「じゃあ そこの扉を開けて次に進んで〜」

あ「無視か！」

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