【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

学習しない ページ16

目を覚ませば､見覚えのある天井

ここルイの部屋だ

ル「起きたか､､」

あ「うん､､､ッえ なにこれ体動かねぇ」

『そらぁ､あんだけ体力使こうたら体も動かんわ』

ル「お前は誰の許可を得て､俺の敷地に入ってるんだ？」

『難いこと言うなや、自分の息子が心配やからに決まってるやろう？
それに､俺はAの近くにしかいれやんねん』

あ「俺に力が付いたら引きはがすわ」

『なぁなぁ、なんでそんなこと言うん？』

うざい顔を目の前に見せられ､重い手を上げ振り払う

ル「まぁ、とりあえずお前はしばらく安静にしとけ」

『どうせ動けんさけ､ちょっとした休暇でいいんちゃう?最近､修行漬けやったやさけ』

いや、休暇ならどっか遊びに行きたかった

ル「まぁ､体力を頑張ってつける努力をするんだな」

あ「確かに､妖力は回復してるんだけど､体力はなかなか戻らないなぁ」

ル「確かに、妖力は戻ってるな。ふつうこんなに早くは戻らないんだがな。これも、半妖の力なのかもなぁ」

あ「なら体力も一緒に回復してほしかった」

『まぁまぁいい休暇やきぃ､ゆっくりくつろぎ〜、俺もちょっと眠るわぁ』

大きなあくびをしながら､光の粒になり消えていく

ル「最初から消えていろ、そして俺の前に一生現れるな」

姿が見えなくなっても嫌味を吐く

あ「お前も休めよ､お前の家なら俺も安全だろ?」

ル「そうだな､まぁ何かあればアイツも出てくるだろうしな」

伸びをして部屋を出ていくルイ

あ､休むってここルイの部屋じゃん

まぁ､リビングとかで寝るか、家でかいし､､､

それにしても暇だ

一人で動けずにいるのもつまらない

かといってお父さんはうざいしなぁ

あ「､､あ、そうだ 式神呼ぼう」

『何言ってんねん､俺近くにいるの忘れやんといてや』

あ「なんだよ聞いてたのか」

『聞い取るわ!自分あほかいなぁ､なんでわざわざ疲れるような事すんねん』

あ「いやぁ､御弧に癒してもらおうと思って」

『式神出してる間も自分の力は取られてんやで』

あ「一人は退屈なんだよ、かといってルイも疲れてるし､お父さんはうざいし」

『え、なんで俺に対しては疲れてるやろ的な心配ないん？
修行教えて俺もそれなりに疲れてるんやけど､え､なんでなん?』

あ「これがうざいんだよ!」

『なんや､反抗期かいな。かわいいの〜』

あ「うるせぇ!そのキャラうぜぇわ!」

『それはしゃあないわぁ』

ギャンギャン言い合いしていると､ルイに注意されたのは言うまでもない

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