【オリジナル】俺が妖とか聞いてない【男主】

天才じゃない ページ13

『嘘や､､､一発で成功するもんちゃうで､､､オチ的にはAの頭に紙屑が乗るはずやのに!』

地味に失礼だな、おい

ル「馬鹿で有名なAがここにきて 覚醒だと」

何お前も信じられない顔してるんだよ

御弧「え､馬鹿なんですか､､､」

いや、お前初対面に失礼だろ!

あ「てか、式神ってこんな感じなのか」

御弧「はい、奇跡的に呼び出されたようですが、こういう感じです」

ペコリという効果音が付きそうなお辞儀をする

後ろで笑い声が聞こえるが無視だ

あ「もっと動物っぽいのが出てくるかと思った」

御弧「もちろん、本物の狐のようにだってなれますよ」

そう言って御弧は宙返りをすると、狐になった

あ「おぉ、すごいな お前」

優しくなでてやると 腕をつたい肩に上ってきた

御弧「戦闘時は人間フォルムの方が役に立つと思います」

あ「そうなのか、でも普段はこっちの方が癒されるなぁ」

自分の以外のふわふわな耳や尻尾は新鮮でとても癒される

『にしても、ほんまびっくりやわぁ まさか1発で出来るとはなぁ』

ル「お前よりもすげぇじゃねぇの」

『残念やけど俺は最初から3体同時に書いてたから』

ドヤ顔のお父さんはさて置き、

あ「俺修行いらないんじゃない?」

『何言うてるんや、そんなんだけじゃない､とりあえず自分で式神を自分で出せる式神増やしときぃ
ちなみに､戻し方は分かるんか?』

あ「うん、名前読んで"解"って呼ぶだけでしょ」

『せや、なら教えんでもええの、次はお札づくりや。まぁこれは家でしよか〜』

ル「とりあえず､どれだけ早くこの術出来るか試したら？
何体出せるのかとかさ、」

『せやのぉ、即興式神は自分の体力が取られるしのぉ
限界知っとくのは大事やさけに、癪やけど烏の言う通りやわ。まぁAの場合妖力もあるから、
よーけ出せるやろうねぇ』

あ「まぁ、ちょっと試してみようか」

・
・
・
・
・

あ「はぁ、はぁ、ちょっと待ってめっちゃ出せたのは出せたけど」

ル「これは、、、さすがに､､」

『まるで、百鬼夜行やのぉ』

あれから書くスピード、一度に出す式神の数を高めるためにたくさん式神を呼んだ

百とまではいかないが、50体はいるのではないだろうか

『そろそろ、戻していかな体力削られていくで〜』

あ「じゃぁ、とりあえず御弧から、、御弧、"解"」

御弧「・・・？」

あ「あれ、御弧、"解"」

何度言っても御弧は戻る気配がしない

『何してんのや､はよ帰しぃ』

あ「､､､戻らないんだけど」

戻らない→←馬鹿じゃない

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す