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この国の変なやつ* ページ40

夕食を食べ終わり、みんな寝ようと部屋に戻ろうとした。

でも、一つ聞き忘れていたことを思い出し、店長さんに質問する。
「あの、店長さん?なにか情報は集まったのですか?今日の営業で。」

情報を集めるための営業だから、なにか聞き出したのかと思ったけど。
「うんにゃ、しいて言えば、【この国に変なやつがいる】くらいか。」

「あるじゃないですか!」

「変なやつって?」

後ろからキングさんも話しによる。みんなもそれに続いている。
「わかんねーな、まだそれについては。けど名前くらいは?」

「もったいぶらずに言えよ♪」

店長さんっていろんなこと隠すんですね。もったいぶってるかどうかはわからないけど。
「名前は【アーク】、噂によればいろんな人質を作ってるらしい。」

「いやいや結構あるじゃないですか!」

まー店長さんにとってはまだ少なすぎるのかもしれない。
私たちにとっては「結構」でも、普段いろんな情報を手に入れている店長さんは【ミリ単位】なのかも。
「僕らはそれで何をすればいいの?」

「まーもうちょい集まるまで待とうぜ?たぶん【アーク】は、俺たちの敵になりそうだ。」

最後の店長さんの顔はまじめで、声も少し低かった。
『今回の物語のカギ、なのか?』

「はいはい、いちいち本に結び付けない!」

私はいつもの勢いで突っ込みを入れてから会談に向かって歩いた。
彼は別に「やられた」という表情はしていなかったし、むしろ無表情でいつも通りだった。
「まーそろそろお前らも部屋でゆっくりしたいだろ、Aもそれが出てるようだし。」

「あ、すみません、フライングしちゃって。」

「部屋に戻りましょうか。」

「ですね、行こう、ゴウセル〜。」

私は足早に部屋に戻った。後ろからは彼がちょこちょこついて来てかわいい。

…いや私は何を言っているのだろうか。かわいいなんていう表現はどこか違う気がする。一応彼は彼というのだから男だ。
何も「彼女」ではないのだ。確かに髪の毛の色は彼女っぽいけれど。
「はぁ、付かれたね。」

そしてベッドにまっしぐら。
『お疲れ様。』

「あの撫でなくていいです。」

まともに言うときくらい敬語は外せない。
営業中に宣言したことを実行されても困るのだ。
『そろそろ寝るのか?』

「うん、次も初めての仕事だし、頭回るようにしないと…いや、そういうことじゃないから。」

彼は頭を回すと私が言ったのと同時に、ぐるぐるとほんとに頭を回していた。
なにかが違う。

彼のスイッチ*→←アップルっぽいパイ



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ピース♪@PC破損中(プロフ) - ルナさん» うわー!なんと!ありがとうございます。あの…どこの部分でしょうか? (2018年8月1日 12時) (レス) id: 42eb3dfe3d (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 回転じゃなくて開店だと思いますよ (2018年8月1日 12時) (レス) id: 27b92c5969 (このIDを非表示/違反報告)
- ルールも守れない、理解もできない人の作品には高評価はつかない (2018年3月6日 19時) (レス) id: eebce367fa (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空@現在低浮上ぎみ(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください。続編を作る前によく確認してから更新してください。 (2018年2月11日 12時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ピース♪ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yu0828na/  
作成日時:2018年2月11日 12時

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