【七つの大罪】狙われたポイズンスコール part3

アーク登場* ページ32

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ここはとある大きな建物。

「あ、アーク様！ポイズンスコールの女がコベルーに到着したようです、それも七つの大罪を連れて！」

この部屋には部下が数人とリーダーのアークがいた。

アークはほかの人たちと同じように、レアな涙、【ポイズンスコール】を狙っていた。
うまく奪うために計画を立て、作戦がちゃくちゃくと勧められている。
「七つの大罪だって？あの王国転覆を図ったと言われる？」

「はい！とても強いので注意した方がいいとのことです！」

「俺の邪魔をさせるな、お前ら見回りに行け！その例の女を見つけたら連れてくるように。」

「り…了解です！」

こうして、部下たちは大人数でばらけて、コベルー全体の見回りに行った。
「絶対に渡すわけには行かない…この石を。」


部下たちが行った後、アークはそのある石を倉庫の中に入れた。
その石は紛れもなくピオールガンだった。



アークのことをまったく知らないAたちは、楽しく探検。
国のいろいろなグルメや道具など買ったり食べたりして大はしゃぎしていた。
「ここって案外広いじゃねーか、人も少なくはないし。」

「若干ディアンヌが怖がられてるけど♪」

「ディ…ディアンヌは悪くないよ！」

ディアンヌが大好きなキングは、必ず味方になる。
「ありがとう、キング…でも僕落ち込んではいないから。」

ディアンヌのツインテールが落ち込みを示している。
いつもは大きく揺らしながら歩いているが、落ち込むと揺れが小さくなって心の中が丸見えだ。
「ディアンヌさん、見え見えですよ。」

「え！気のせいだよ！ね？団長！」

『丸見え…だな。』

「まーまー、気にしなくていいんじゃね？」

みんなに突っ込まれてまたもや落ち込むディアンヌ。
もう探検してるどころではない気がするが気のせいだろうか。
「そろそろ戻らなくていいのかよ♪むやみに動き回れないぜ♪」

「そうだな！俺の残飯が見つからなくて残念だったけど…。」

ホークはさきほどのディアンヌと同様落ち込んでいるが、それはなぜかみんなスルー。
「なぜ無視！」と突っ込んでいるが反応したのはAだけのようだ。
しかも反応と言っても少し振り向いたくらいだ。
「ま、まーまーホークちゃん。」

「おっかぁ！」

「おいおいホーク先に帰るとかなしだぜ！」

「よーし、帽子亭まで競争しようよ！」

「いいぜ♪団ちょ、勝負だ！」

「私も加わります！」

ということで、みんなでカケッコするみたい。

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