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『世っちゃーん！』
U-20戦キックオフ前、聞こえるはずのない聞き覚えのある声が多くのU-20サポーターの歓声に紛れて聞こえてきた。
必死に観客席の方へ目をやると、Aがそこにいた。嬉しさのあまり思わず手を振りそうになったが、Aの横にいる人が目に入る。
周りはU-20サポーターでサポーターズグッズを身にまとっている。それを身にまとっていないのはAとその横の男だけだ。
....まさかな。
ズキと痛む心を無視し、スタジアム全体に鳴り響くホイッスルと共に体を動かし、意識を試合に全集中させた。
**************
俺は小さい頃からずっとAと一緒にいた。
毎日一緒で家も隣だし学校もずっと一緒だし毎日連絡取り合ってるし。
だから気づけば無意識のうちに俺の生活にAがいることは当たり前だと思っていた。
幸い、ゴールポイントで携帯を返却してもらってからはAと毎日連絡をとっていたためあの時ほどコンデションが落ちることは無かった。
俺はサッカーとノア様が大好きだ。でも、同じくらいにAも好きなんだ。だから、当然Aもそうだと思っていた。
だって、そうじゃなかったらずっと俺のそばにいてくれるはずが無い。
そのはずで........
潔｢....｣
俺の目の前で、Aが俺の知らないやつと一緒に笑いあっている。
劇的勝利を果たしたはずなのに、こんなに嬉しいことは無いはずなのに、どこか心に穴があいた感じがする。
Aは、昔からずっと俺を1番に見てきてくれたんだ。俺の1番はAだし、Aの1番は俺だろ。
そうじゃなきゃおかしいだろ。そんなぽっと出の男なんかがAの1番なはずが無い。
いやだ、Aを取られたくない。
ズキズキと心が痛む。
嬉しさよりも怒りが心を支配する。
気づいたら俺はAの方に歩き出していた。
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あんぴー - ヤバイ、最高すぎる可愛いよ〜☆ (2023年3月25日 22時) (
レス) @page15 id: 71d22da1c4 (このIDを非表示/違反報告)
な - おもろ。 (2023年2月25日 19時) (レス) id: c37325fa5e (このIDを非表示/違反報告)
茶茶。(プロフ) - 蘆花さん» コメントありがとうございます！いいですよね、私も大好きなんです😻 (2023年2月17日 1時) (レス) id: 1d8c10331b (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - ヤンデレまでいかない激おも感情大好きなんです！ありがとうございます！！ (2023年2月11日 11時) (レス) @page12 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
茶茶。(プロフ) - 夜夏さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです🥰 (2023年2月11日 10時) (レス) id: 1d8c10331b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶茶。 | 作成日時：2023年2月10日 10時
