01ｰツンデレ太宰さん ページ2
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唐突に云うが、私の上司はツンデレだ。
私だけに、ね。
如何してなのかは判らないけど、まあ私は太宰さんの事が好きだから、振り向かすまでだと思っている。
でもね、太宰さんのツンデレ、とっても可愛いんだよ。
「太宰さーん！」
「うわっ。なんだ、君か…」
「えへへ、吃驚しましたか？」
「それ聞いて需要ある？」
「私にとってはありますよ！！」
ある日、後ろから突進型でバックハグをした。
太宰さんって細過ぎじゃね？と云う事が唐突に頭によぎったので、丁度そこにいたから突進してみたのである。
「あれ？ 太宰さん、私に抱きつかれて文句云わないんですか？」
「いや…君に離れろって云ってもどうせ聞かないだろう？」
「えっ！ そ、それは、別に嫌じゃないって解釈しても良いと…!?」
「そんな事一言も云ってないよ」
私は頬を綻ばせ、太宰さんのお腹に巻き付く腕の力が強めた。
苦しくならない程度にね。
ツンデレな所も、本当に可愛いなぁ。
私以外の人には態度全然違うけど…。
そんなところも引っくるめて、彼のことが好きだ。
彼は私の事を如何思っているのか。
一時期そう思って聞いてみたが、「武装探偵社の一員で私の部下」と云う真逆の解答が返って来たので、期待しないことに決めた。
まあそんな所もツンデレなんでしょうよ。
彼の本当の心が見えるまで、アプローチ頑張ろう。
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菜花ゆうら(プロフ) - 初音文*さん» コメントありがとうございます~！ そう言っていただけて嬉しいです😭︎💕 期待に応えられるよう頑張ります！ (2月25日 19時) (
レス) id: a163e2dce8 (このIDを非表示/違反報告)
初音文*(プロフ) - コメント失礼します…。太宰さんのツンデレな理由が可愛すぎます……。更新頑張って下さい！！ (2月25日 10時) (レス) @page2 id: 3ece7f8b0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜花ゆうら | 作成日時：2024年2月24日 2時
