35 ページ36
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
｢そーいえば。その制服、寮はどこなんスか？｣
『オンボロ寮。』
｢そんな寮は一度も聞いたことがないぞ。｣
『なんか俺一人で住んでる。』
｢そんなことあっていいのか！？｣
『現にあるっぽいよ。』
｢質問する度にどんどん謎が深まってる気がするッス...。｣
｢一人なら寮長や副寮長もいないのかい？｣
『......いない。』
その質問で初めて、あの時の嫌な予感の正体が分かった気がした。
『え...どうなるの？まさかめんどくさい？』
｢寮生一人の寮なんて聞いたことも無い。
何が面倒で、何が面倒じゃないかすら分からん。｣
｢何にそんな怯えてんスか。
あんなに神経図太そうなのに。｣
『めんどう事にだよ！！！』
こっちは真剣に答えてるのに二人は笑って、
｢今更じゃないッスか。／今更では。｣
と声をそろえる。
・
・
・
｢...あんな生徒、入学式にいましたか？｣
｢いなかったと思いますよ。
あのような見目麗しい方を忘れるはずがございません。｣
｢気になりますねぇ。至急調査を。｣
｢かしこまりました。｣
｢おもしろそぉ♪｣
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三月 - オリフラたってますよー消してください (2022年5月19日 23時) (
レス) id: 512a3dd561 (このIDを非表示/違反報告)
ラディ(プロフ) - こんばんは。コメント失礼します。この作品はツイステッドワンダーランドの二次創作にあたるので、「オリジナル作品」のタグは削除してください。よろしくお願いいたします (2022年5月18日 22時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mily | 作成日時：2022年3月12日 13時
