6 お目覚めお兄さん ページ8
A目線
「……起きろ野犬ッッ!!」
クルーウェルの声に俺は飛び起きた。
瞼を開き、体を素早く起こす。
……………目の前が、紫色だった。
正確には、実験に使っていたのであろう紫色の液体が目の前にあった。
周りの生徒たちは酷く驚いた顔をしている。
……このままだと、この紫色の液体を被ってしまうな。
さて。
俺は空中に人差し指で円を描き、一言呟いた。
『
その瞬間、液体は球体になった。
魔法壁の中に液体を閉じ込めたのだ。
部屋がしん、と静まり返った。
『……なあ、これどうすればいい?』
一番近くにいた銀髪の生徒に声をかけた。
はっ、と生徒は我に返り、倒れていた釜を魔法で立てた。
「こちらに入れていただけますか?」
『ん、おっけ。』
ふよふよとそれを移動させ、静かに釜に落とした。
これでよし。
「あ、あの!」
と、1人の生徒が駆け寄ってきた。
「ごめんなさい!俺が誤って倒してしまって……。」
凄い顔が真っ青だ。
『別に怪我してないし、大丈夫だ。次は気を付けような?』
「は、はい!」
ほっと息をはく生徒。
まあ、釘は刺しておこう。
『怒るのは俺じゃなくて、クルーウェルの仕事だからな。』
そう言うと、また顔を青くした。
後ろではクルーウェルが黒いオーラを放っている。
あわあわするそいつを無視して、さっきの銀髪のやつに声をかける。
『さっきはありがとな。お前、名前は?』
ニッコリと笑みを浮かべて生徒は答える。
「アズール・アーシェングロットです。」
『……あ、お前オクタんとこの寮長か!』
はい、とアズールは頷いた。
そういえばオクタの新寮長と話したことなかったなーとは思ってたけど、まさかここで会うとは。
クルーウェルパワーだな。←
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
297人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤い紫陽花 - しおりんさんありがとうございます!頑張ります(^-^)/ (2020年11月27日 19時) (レス) id: c8b5873ae0 (このIDを非表示/違反報告)
赤い紫陽花 - ののさん、ありがとうございます!頑張りますっ(^^)d (2020年11月7日 22時) (レス) id: f0d4c7342f (このIDを非表示/違反報告)
赤い紫陽花 - ありがとうございます美羽さん!これからもよろしくお願いいたしますっ( ̄▽ ̄)ゞ (2020年11月1日 19時) (レス) id: eb6b9006b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:赤い紫陽花 | 作成日時:2020年10月4日 23時