【ツイステ】意地悪したい【男主】

泣かせたい【フロイド】※ ページ7

『…電話？』


フロイドから。

…俺交換してないんだけど、怖。



いつの間に交換したんだ、アイツ？




♪♪♪



いつまでも鳴ってるし…。


『…はい。』


フ「っ！A、早く出てよぉ」


『…てかお前、いつ俺の』


フ「そんな事より、今どこ？」


『…教えないけど。』


フロイドに知られたら絶対面倒。


『じゃ(ラ「A!、あ…電話すか？」


不思議そうに問いかけるラギー

ちょっと黙って！
人指し指でポーズをして伝える

『じゃ(フ「……は?誰」

……だよねー



相手がフロイドだとわかったのか、ニヤリと笑う。


ラ「Aなら教室で寛いでるッスよ♪」


『は!？(フ「誰だか知らないけどA押さえててくれる？」


ラ「お代は高くつくっすよ〜!」




人の不幸を笑ってやがる……





だっだっーー


フ「っA！！」

『…フロイド』


マ「ごゆっくり〜」


『っちょ、お前』



…彼奴マジ逃げ足はえー



フ「…なんでオレの事避けんの」


腕を強めに握られ、逃げれない。

…はぁ。


『…面倒だから？』


フ「…何それ、オレの事嫌いなの？」

別に嫌いな訳じゃない。
そう言おうとして、前を向くと



目に涙をためながら青ざめるフロイドが。

あ、その表情は、大好物。


『…うん。嫌い、』

自分の頬が釣り上がるのがわかる。

…だって、すっごい顔してた。

ーーぽろぽろ と

フロイドは泣き出してしまっていて。

絶望した見たいな、暗い瞳。真っ白になった唇は血が出るまで、噛んでいて。

ぎゅうっと握りしめた手は少し震えている。







嗚呼、たまんね。




…良いもの見せて貰ったし







…対価とやら、払ってやるか。






『……嘘。、好きだよ』


そうするとバッと此方を見るフロイド

フ「本当に？」

嬉しそうに顔を緩めるフロイド。
…残念。あの顔スッゲー良かったのに。


…まぁ、たまにはいいか。


『うん。』


フ「…じゃあ、キス…して。」


『…いいよ。』






フ「…ん、ふぅ、は」

舌で歯を押して口を開けるように。

口が少し空いた隙間に舌を滑り込ませる。


フ「んん、はっぁんっふ」

俺のシャツを握り体をビクつかせる。

その反応が楽しくて、
片手で俺の方に寄せながら胸を部分なぞったり、引き締まった腹をいったり来たりして遊ぶ。

ある事を思い付き、口を離す。

フ「っん…どうしたのA？」


『俺の部屋来る？』


意味に気付き真っ赤になったフロイドは、ゆっくりと頷いた。

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