【ツイステ】ヴィランじゃないので帰らせてください。2 (ページ24)

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束縛エモーション！4 ページ24

「知識があれば簡単よ。
今度教えてあげるわ。」

『私も興味があるので、
ヴィルさんがよろしければ。』

私だけのオリジナルの香水とか
作ってみたいよね～。

「さぁ、7時よ。
朝食はルークに準備してもらってるわ。」

行きましょう。と手を差し伸べるヴィルさん

『はい。』

私はその手を取り、ルークさんの待つ
談話室へと向かった。

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〈ポムフィオーレ寮談話室〉

「おはよう、蝶の君(ロア･ドゥ･パピヨン)。」

『おはようございます。』

寮生の食事のセッティングをするルークさん

と、エペルくん。

「……。」

『……。』

昨夜の衝突もあり、
なんとも気不味い状況だ。

どうにかしたいんだけどな……
今、これ以上関わっても
すれ違うだけな気もする。

「ほら、アンタも座りなさい。」

ヴィルさんに言われて渋々席に着く。

あぁ……ヴィルさん
今だけは恨ませてください。

なんで、気不味い二人を
対面に座らせるんですか！！！？

ほら、エペルくんも困ってるじゃないか……

って、あれ……？
そうでもないの……？もしかして

「……。」

黙々と朝食に手をつけるエペルくん。

「早く食べないと冷めちゃうよ。」

『あ……うん。』

エペルくんに言われ、私も
いただきます。と朝食に手を付ける。

「Aチャン。」

『は、はい……！』

急に声をかけられた私は、驚いて
カチャリと食器を鳴らす

「久しぶりに、一緒に登校しよう。」

『えっ……？』

拍子抜けた。
昨日、あれだけ冷たい態度取られたのに…

『でも……。』

「もしかして先約あった？」

『ないけど……。』

おいおいエペルさんよ。
話が違うでは無いか。

一体どうなってるんだ……？

「じゃあ、良いよね？」

『うん。』

「へへっ。嬉しいな。」

とびきりの天使スマイルを私に向けるエペルくん。

うっ……めっちゃくちゃ可愛い……
ホーム画面にしたいレベル。

じゃなくて！！！

どういうことなのだろうか。

「……あの子も独占欲が高いわね。」

「そうだね。
ムシュー･姫林檎も隅に置けないよヴィル。」

そんな2人の会話に、聞き耳を立てていた3年は
こんな話をしていたのだとか。