ご馳走マッシュルーム！1 ページ21
〈オクタヴィネル寮〉
あの後、解散となった私達は
オクタの二人に引き取られた。
私を襲ってきた生徒？
明日、臨時で職員会議を開いて
退学処分するかどうかを決めるらしい。
今日のところは、
ハーツラビュルに返されたそうだ。
きっと、リドルくんに
オフられるだろうな。ハハッ
羨ましい……なんて思っていませんよ？
えぇ、羨ましいなんて……
これっぽっちも……。くっ
そして現在、オクタヴィネル寮に
お邪魔しているのだが……
本当に海の中にいるみたいだ。
「どぉ？気に入った？」
『えぇ、とても。』
こんな綺麗な景色を眺められるなら
海の中の生活も悪くないかもしれない。
……魚にはなりたくないけど。
『あ、そういえば。
ラウンジの方は大丈夫なんですか？』
人手が足りないって言ってたよね。
しかも、
ここに二人が居るということは
このフロイド･リーチの片割れ
ジェイド･リーチがラウンジの
切り盛りしているということだ。
「すっかり忘れていましたね……。」
「オレら出ていく前、
ジェイドなんか言ってなかった？」
フロイドくんの言葉に
アズールくんは思い出したのか
顔を青ざめた。
「急ぎますよ！！フロイド！！
このままでは、今日から
僕達の1週間は……！！！！！」
私達は、急いで
モストロ･ラウンジへと向かった。
が、
「おかえりなさい。アズール。フロイド。
それに、Aさん。」
どうやら間に合わなかったようだ。
ニコニコと素敵な笑顔を見せながら
客一人居ないラウンジで
大量の料理を配膳するジェイドくん。
それとは反対に、蹲り出す二人。
何この情報量の多さ。
「メインの二人が
抜けてしまったものですから、
僕とシフト生2人でお店を回転させるのは
それはそれは
とても大変だったんです。」
相当……怒ってらっしゃる。
これが所謂、精神的攻撃……
ショック･ザ･ハート！！！
なんておふざけは、口が裂けても言えず
私達三人は、見たことない
ジェイドくんの怒りに震えていた。
笑顔だから余計に怖いわ。
「流石に、3人では
捌ききれないお客様の数でしたので、
今日は早めにお店を閉めました。」
料理を全て配膳し終わったのか
ジェイドくんはこちらを向いて
トドメを刺した。
「約束通り、アズール達には
今日から一週間
僕のお手製キノコ料理を食べて貰います。
召し上がれ……ふふ。」
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紅葉(プロフ) - わかめさん» HD(激しく同意)です…！ (2020年11月4日 19時) (
レス) id: 12a91dd005 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - 紅葉さん» ほんと、バグってますよね笑そこがまた、好きなんですけどね！ (2020年11月4日 8時) (レス) id: b561aca817 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 距離感バグってる…確かに← (2020年10月31日 18時) (レス) id: 12a91dd005 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - 紅葉さん» 紅葉さん初めまして！あ、バレました？((自分オクタ推しなもので……つい贔屓してしまいます／(^o^)＼ (2020年10月28日 23時) (レス) id: b561aca817 (このIDを非表示/違反報告)
わかめ(プロフ) - イムム・ルリクリルさん» イムム･ルリクリルさん初めまして！か、神作ですと！？光栄すぎるお言葉とても眩しいです(/ω＼)更新頑張らせていただきます……！ (2020年10月28日 23時) (レス) id: b561aca817 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わかめ | 作成日時：2020年10月21日 22時
