村人Bへの降格

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「えーっと、G組ですか？」




学「はい、そうです」




学園長に呼び出されて何事かと思いきやクラス分けだった
元の世界でもG組だったぞ！？あ！でも主要キャラいないクラスじゃん
ありがたすぎる！私はここで平々凡々の生活を送りたいのだよ
既に刺激のある日を送ったけどそれは関係ない
モブくん達と友人になるために話しかけなければ！
そう心に決めて教室のドアを開けた




「あ、え、と…何故視聴率100％なんだ！？」




ドア開けただけだよ？あ、私がイケメンすぎるから？なんで皆私を見るの？と目の前にいたモブくんの肩をぶんぶんと揺らして尋ねる




モ「噂の新入生だからだと！」




ほう、もう噂が回ってるのか早いな…
とりあえず、佐藤っぽい顔してるやつと友だちになっとくか！




「そうか！これからよろしくな、佐藤！」




佐「佐藤…？俺の名前は…」




「俺の席どこー？」




佐「…座席表前に貼ってる」


何を言っても無駄だと思ったのか溜息を漏らすモブくん
君の名前を覚える気は無いんだよ！
カタカナは覚えにくいんだ…ごめんな、佐藤…




「佐藤の隣じゃん！」




佐「なんでこうなった」




モブくんの佐藤からすると私みたいな有名人といるのは苦痛かもしれないな…我慢してくれ私の平穏な生活にはお前が必要なんだ




「そんなこと言うなって！俺はA！魔法とかさっぱり分からねぇから教えてくれよな！」




佐「いや入学式で魔法使ってたよな！？」




お、中々ツッコミがいいじゃないか！
楽しくなりそうだが、問題は勉強だ
元の世界には勿論、魔法学や飛行術とか…全部無いじゃん！
なんで2年生から始めなきゃならないんだよ！
1年生から基礎やる方が私的にはありがたいんですが…




「席に付けー、古代呪文語するぞ」




おぉ、お主は誰だい？知らない先生来たぞ☆トレイン先生は？？？？
でも先生3人だけじゃなくてよかった
どうやって授業やってるのか不思議だったんだよね
古代呪文語…興味はあるんだけど、全くを持って意味がわからない
不思議と文字は読めるのが救いだ
見たことない文字なのになぜ読めるのか…これもトリップ特典ってやつか？

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