【ツイステ】汝、大罪を従えし者【男主】 (ページ31)

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Ep.2-8 ページ31

Aside

『部屋ね。案内してもらっていい？』

「え、あぁ。…こっちだ……」

と呆気に取られているけど、しっかり案内してくれるジャミルくんについていく。

「カリム、客だ。」

“＿＿あぁ！入っていいぞ！”と言う元気な返事を聞いてジャミルくんが開いてくれた扉を通って部屋に入る。

『カリムくん。久しぶり』

「！…A！？帰ってきてたのか！！」

『式には間に合わなかったけど、入学式の日に帰ってきたんだ。』

「ダイヤモンド先輩のマジカメを見たときの衝撃は凄かったが…無事でよかった。」

「俺もジャミルも心配してたんだ！

あれ？でもなんで寮服なんだ？」

首を傾げたカリムくんに確かにと頷いたジャミルくん。

『これからアズくんとか、仲の良かった人達に挨拶しに行くし、リドルくんに『なんでもない日のパーティ』に招待されたから。』

「それじゃあ、早く行かないとパーティに遅れるんじゃないか？」

「それもそうだな！

あっ、A！また来る時は知らせてくれよ！寮生全員で宴を開くからな！！」

「はぁ、カリムはまた勝手に……ま、また今度ゆっくりしていってくれ。」

『ありがとう、2人とも。じゃ、また学校で』

“またなー！”と手をブンブンと振るカリムくんと控えめに手を振るジャミルくんと別れて廊下を歩きながら考える。

次はサバナクロー寮かな。

多分レオさんはあんまり心配とか全くしてなさそうだし、短く済みそう。

イグニハイド寮はどうしよ…イデアさんはオルトくん繋がりでしか話したことないし。

イデアさんって干渉されるの苦手だよね…？

「あれ、Aじゃねぇか。どうしたんだ？」

サバナクロー寮の談話室に着くとジャックくんがいた。

『ジャックくん、挨拶しにきたんだ。

レオさ…レオナさんいない？』

「挨拶…？寮長の居場所だったらラギー先輩が多分知ってるな。」

“あっちの方向にいらっしゃるぞ”と指をさしたジャックくんに礼を言って指された方向に行った。